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《「妊娠3ヶ月」で「胎児」に宿った「魂」は、その後
「肉体」に「定着」するまでに、「数ヶ月」を要します。
ですから、その間「宿った魂」は「肉体」を「出たり
入ったり」する事が可能なのです。》
今回「話し」は少し逸れますが、これを「前提」と
した時、ある意味「呆け」や「認知症」の時の「人の魂」
の「あり様」が「推察可能」になります。私は常々、
《「老い」とは「この世」から「フェードアウト」する
ことである。》
と言っています。「老い」と共に「肉体」の「機能」が
「消失」していくということは、徐々に「目が見えなく
なり」「聴こえなくなり」感覚が無くなっていっていく
事です。「お年寄り」が「熱中症」になりやすいのも、
「感温感覚」が鈍り「暑さ」を感じられなくなることに
起因しています。
《つまり、そうして徐々に「この世」から「ズレて」
「健常な時」に「大ごと」だった「あれこれ」から
「解放」されて、何もかもが「平気」になることなのです》
これは、私があらゆる「お年寄り」を「トンレン」で
「モニター」した事による「実感」なのです。それを
《例えると「高速道路」で「運転」をしていて、「平気」で
「目をつぶって」しまえるような「感覚」だと言えます。》
「呆け」や「認知症」とは「魂」と繋がっている「肉体」の
「機能不全」だと言えます。この時「脳」は「機能不全」を
起こしていて「考えられなくなって」いても、中の「魂」は
「健全」ですから「思い」は有る筈なのです。
《「生きる！」という「魂の核＝真我」の強い「生存本能」
から「解放」されさえすれば、「魂」は非常に「自由な存在」
に成れる「可能性」を帯びます。》
呆けて、健常な時の「大ごと」から「解放」され、何もかも
が「平気」になり、「脳と魂」が「死」すら「身近」で
「平気」になったときの「魂」は非常に「自由」だと思われ
ます。「生きる！、生きたい！」という意思は、あらゆる
「生き物」にとって、本来、とても「強い」ものです
《この「肉体と魂」を強く「結びつける力」から「解放」され
れば、「魂の根」を「肉体」に残した上で「魂」を自在に
「体外」に出すことは「可能」になると思われます。》
実は「スピリチュアリズム」においては、簡単に「幽体離脱」
を言いますが、それは実際には「魂」が「肉体」から「出た」
訳ではなく、「意識」を「飛ばした」に過ぎないのです。
《本当に、健常な「肉体」から「魂」を「出そうと」すると
途轍も無い「恐怖感」に襲われます。それは「戻れる確証」
が無いからなのです。》
これは、私の過去の体験でもあります。ですから「肉体」
から「魂」を「外に出せる」には、全てが「平気」な
「恐怖」を超えた「面持ち」に成っていないと「実質的」
に無理なのです。「どうすれば可能か？」と考えると
《「老化」によりかなりの「フェードアウト」を進めて
いるか、それとも 「氣と魂」の「修行」を十分に納めて
いるか、それ以外では「呆け」や「認知症」でないと、
とても「無理」だと断言しておきます。》
《つまり、「肉体」と「魂」を「固定」「繋ぎ止める力」
とは「生きたい！」「何かをしたい！」と「思える力」
であり、「死にたくない！」「苦労したくない！」という
「恐怖」や「不安」、あらゆる「人間的欲求」に有るのです》
次回は「赤ちゃん」に戻りましょう。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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