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《我々の「脳」は適度に「忘れる」ことにより
「正気」を保ちますが、「魂」においては全ての
「思い」や周囲の「人や景色」等の「記憶」が
「鮮明」に残されます。》
これも、頭の回転が速い人なら「予測」が出来ますが、
《我々は「魂」だけの状態にあれば、その「輪廻転生」
での「全記憶」は明確に「保持」される訳で、これを
ひっくり返せば、我々の「魂」とは「肉体の中」に
「封入」されていると、その「過去の記憶」は「取り
出しし難く」なっている、とも言えます。》
これは、「あの世」から降りてくる時に、決して事前に
「記憶」を「消去」している訳では無く「肉体に入る」
事により「取り出し難い」ように出来ている、という
事です。これを「証明」する事実に、
《「人」が「死にゆく」ときに「思い出」が「走馬灯」
の様に「流れる」と言います。》
「人の死」とは、その「肉体」が使えなくなり、その
「肉体」から「魂」が「微細身」と共に「出る」様を
示していますが、つまり、
《人の「魂」が「肉体」から「出るとき」に、「脳」
では「忘れ」かけていた、あらゆる「体験事実」が
急速に「復元」されて「思い出される」ことにより
起こるものだと言えるのです。》
つまり、平たく言えば「出る」事により、いっぺんに
大量に「思い出されて」しまうから「走馬灯」の様に
「パッパッ」と流れるのです。「分かりますよね？」
「過去生」における「記憶」は、ある程度以上に
「肉体の中」に「封入」されていますが、
《その「封入」とは決して「完璧」な訳ではなく、
「今世」で起こるあらゆる物事を「きっかけ」として
「漏れ出す」様に出来ているのです。》
これも、時折ある話で「8歳や9歳」での「天才的な
ピアニスト」の子供のエピソードがありますが、仮に
「記憶」を「封入」していたとしても、「前世」で
その人が「ピアノ」に大いに「馴染んで」いた場合、
《「鍵盤を触る」ことによって、少なからず「思い出
して」しまう訳です。》
「過去生」で「ピアニスト」だったのなら尚更ですし
当然、そうなるだろうと思います。
《でないと「教えられてもいない」のに「分かる」、
この事への「説明」が付きません。》
これが「輪廻転生」から来る、その人の「特性」や
「素質」の「正体」なのです。
ここで、誰もが、この「根本的な疑問」に気付きます。
《では、何故、わざわざ「魂の記憶」を「封入」する
必要が有るのでしょうか？》
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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