再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(類魂という概念)9

《類魂という概念》 「生物学」特に「遺伝子工学」の視点からの「人間」 と他の生き物を見ましたが、最後に一つの仮説とし て、非常に興味深い考えをご紹介いたします。 その概念は「類魂=るいこん」と呼ばれます。 「類魂の概念」自体は、元々は「現代...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(ゲノム解析計画の結果)8

《ゲノム解析計画の結果》 近年、日米欧の「国際共同チーム」と米国の「セレラ・ ジェノミクス社」において「人間の全遺伝情報」の解 析が進み、様々な新発見が発表されています。今回は その「驚愕の事実」のレポートを元に、更に詳しく解 説いたしまし...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(生物学的な可能性)7

《生物学的な可能性》 ここまで「動物の魂」を「人の魂」と比較した時に、 「種」としての人が持つ「知性」そして「言葉や文字」 により持たらせる「認識力」や「記憶力」は他の生き 物の追随を許さない程優れており、あらゆる「宗教」 の存在からも生き...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(生きとし生けるもの)6

《生きとし生けるもの》 「人」は「擬人化」する事を非常に好みます。これは、 日本人の中にある「宗教観」特に「大乗仏教」の説く 「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつう ぶっしょう)」つまり「生きとし生けるものは生まれ ながらに仏となり得...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(魂の目的)5

《魂の目的》 《「生命」の唯一の目的は「増えること」。》です。 これは「生き物」共通に持つ「本能」により可能です。 《「知性」の唯一の目的は「知識」を次に伝えること》 これは「本能」を「抑制」し「支配」する為の「言語」 の「文字」による「認...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(動物の本能)4

《動物の本能》 中国宋の時代の「禅書」、「無門関」と「五燈会元」は 「動物」その中でも人に最も「寄り添って」生きている 「犬」に対しての「仏性の有る無し」を題材にした公案 です。こと「仏性」ですから「動物」としての「種の性 質」として「仏の...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(五燈会元)3

《五燈会元》 人の「解脱」とは「輪廻転生」を重ねて、様々な条件 の元に、様々な「生き方」をして、その中から一つの 壁である「他利の中に自利を見い出し」全てを「捧げ る心」を獲得して、精神的な充実感と精神的な幸福感 に満たされ、「もう、お腹が...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(解脱の条件)2

《解脱の条件》 「人の魂」の場合は、本能を司る「真我」が芯の位置 に有り、その周りを「玉ねぎ」のような「層状」に 「輪廻転生」によって得た「経験による記憶」が取り 巻いています。これは人が「言葉」という「認識記憶」 するシステムを獲得出来た...

再解説、動物の「魂」はどうなっているのか?(動物は「輪廻転生」をするのか?)1

《動物の「魂」はどうなっているのか?》 《動物は「輪廻転生」をするのか?》 さて、今回は難問「動物の魂」に付いての解説です。 この問題に関しては、昔より様々な意見や考え方があ ります。こと「人」に関しては私も自らの「過去生の 確認」や「あの...

再解説「赤ちゃんと幼児」の魂の正体(幼児は行者並みの氣で母と全てを支える)7

《幼児は行者並みの氣で母と全てを支える》 《「胎児」から「赤ちゃん」として産まれて「3~4歳」くらいに成るまで、常に「母親」により「守られ」「世話をされ」「育て」られないと子供は「生きてい けない」訳です。》 《だからこそ「胎児」から「赤ち...