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さて、最近「3人」ほど「我、自我、エゴ」に関する
「ご質問」を受けましたので、良い機会ですから、
「解説」したいと思います。
「我、自我」とは、「あなた」の普段持つ「思い」
そのものであります。「ああしたい、こうしたい」
という「思い、思い付き」から「こうするべきだ」
「こうでないといけない」なんて「思い込み」も含め
全てが「あなた」が「この世」に「存在」しているから
こそ「思える」訳で、これが《我思う故に我あり》で
「自我」なのです。我々は、この「自我」の持つ
「価値観」に従い、日々あらゆる物事を「取捨選択」
している訳ですが、その「価値観」が複雑な「条件」に
対して、未だ「稚拙」である為に、時折「選択」を
間違えたりしてしまう事もあるのです。
《我は持つ方が良いのか、悪いのか？》この「命題」に
対しての「ネットや本」の「意見」は様々です。
「エゴは歪みを生じるから駄目だ」「エゴは下げた方が
良い」「思い込み、決めつけ、強いエゴは間違いの元」
「でも、何かを良いと思う心自体がエゴ」「エゴが無い
と我々は何も決められない」等々様々です。
結局、これらはどれも決して「間違い」ではありません。
いずれもが、特定の「条件下」では「正しい」と言えます。
しかし、いずれもが「特定条件下」での「一元的な意見」
であるが為に、全てが「低い次元」での「議論」に終始
してしまっているということです。
「ならば、何が正解か？」と問われると、毎度の事ながら
《逆もまた真なり》で、一言で言ってしまえば、
《「我、エゴ」は「持った方が良い」ときと「悪いとき」
がある。又は「持った方が楽なとき」と「しんどいとき」
がある。》
と「答えた」方がより「正解」だと言えると思います。
つまり「我、エゴ」には「通常時」と特別な「非常時」
また、その時の「様々な条件」により「持った方が良い
とき」と「悪いとき」が有り、我々は「自我、エゴ」を
自在に「使いこなす」必要がある、という訳です。
必要なのは「自我、エゴ」の「出し入れ」「出し納め」
これが出来た方が「楽なのだ」ということなのです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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