再解説、人は犬や猫に生まれ変わるのか？の検証（今から「犬になったら？」のシミュレーション）６

《今から「犬になったら？」のシミュレーション》

《「この世」では「人の思念力」こそが「最強の力」

となります。あらゆる「生き物」の中でも「人の感情」

の持つ「エネルギー」とは「自然の持つ力」以外では

他に比較出来ない程の力を持っているのです。》

考えてみてください。街のビルも鉄道や都市インフラ

でさえも、勝手に生えている訳ではなく、全ては何処

かの「おじさんの一言」を起点に作られている訳です。

それらは今や「地球の３割の陸地」の大半に渡り、

「自然現象」にさえ「影響を及ぼすレベル」になって

いるのです。

《「人」と「犬や猫」他の生き物の「魂」そして「意

志の力」を比較すれば、それは歴然で「大きな差」と

なります。つまりあまりにも違うのです。》

更に「シミュレーション」すれば分かると思います。

《人の「魂」や「脳」は「言葉」を持ち「言葉」を理

解する事により「学習」し「理性により本能を抑制し」

「あらゆる概念を持ち」「明確に記憶を残す」これら

の事を可能にしています。他の生き物はそれを持って

はいないのです。》

《もし、仮に「あなた」が今「犬になった」として》

「へーー！これが犬の感じか？」これはあくまで人の

持つ「概念」です、だから有りません。「あなた」は

途端に「人の数千倍」と言われる「嗅覚の世界の虜に

なる」事でしょう。全ては基本「本能が支配」するの

ですから、あなたはその「衝動」に抗えません。腹が

減れば食べ物を探していつまでも彷徨う事になります。

《「人に戻らなければ！」なんて人間の概念、そんな

事は「既に忘れて」あなたはそのまま「犬の一生」を

送ることになります。》

その気持ちは理解しますが、全ては人によるファンタ

ジーであり「擬人化」に過ぎないのです。

《犬の知能は「3歳児並み」と言われますが、何故人

の「記憶」が「4〜5歳」位からしか「残せない」のか

と言うと、それは「言葉による概念」をあまり理解出

来ないので「経験の記憶を残せない」からなのです。》

ここまでの話しの通り、人は「魂と脳」に「記憶を残

す」事により「生き方を変えて進化」をして来ました。

《仮に「犬を人にした」として、また犬に戻せばその

「人であった時の記憶」はまた失せてしまいます。

「神様」が居たとして記憶を残せない、よって「進化

も退化」もしない、「人を犬に変える」又は「犬を人

に変える」そんな「意味の無い不合理」を「神様」は

するでしょうか？その「答え」はやはり「否」となり

ます。》

「神様」は「無駄」を作りませんし、そんな「不合理」

はしません。これは「断言」します。

もちろん「犬や猫」にも「とても賢い子」はいます。

ウチにも「賢いチワワ」が二人います。ある程度の言

葉を理解してくれますし、私への「信頼」を一切疑い

ません。少々「わがまま」ですが「感情も愛情」も彼

らは沢山持っていますよ。

でもそれは「本能の範疇」から少し「はみ出たレベル」

なのです。そうでなければ彼らも「哺乳類」なのです

から、長い「地球の歴史」の中でとっくの昔に「立ち

上がって、歩いて話して」いる筈なのです。

更に言えば「類魂」ですから、その「輪廻の形」も違

う可能性があります、それ程に違うのです。

皆さんのファンタジーを壊すようで、申し訳ないので

すが、この「道」を研究する者として、今回のご質問

に対して無いものは無いと線引きをさせて頂きます。

ですから、

《我々は「人」として責任を持ち、全力で彼らを愛し

てあげれば、それで良いのだと思いますよ。》

いかがでしょうか？分かりましたよね？それらのファ

ンタジーの中での「あれこれの行動やセリフ」全ては

人間の知性思考であって「犬や猫の思考とは異なる」

のです。それは「擬人化欲望」にしか過ぎず、本物の

「犬や猫」はもっとシンプルにもっとピュアに思考し

ているのだと、私は観察により推察しています。

そう！もっと人より「犬や猫」の皆さんは純粋に我々

を信じ込んでくれているし、頼ってくれるし、愛して

くれていると思うのですよ、人よりもです。

では、新たな「テーマ」に移りましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦