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《場の気配を感じ取る》
「氣」は「水」のような、それも「霧」のような性
格を持っています。
「山中」「山林」から湧き出てきた「氣」は山肌に
沿ってゆっくりと山を降りて来ます。「霧」の様に
地形に合わせて「ゆっくり、ゆっくり」です。途中
「丘」や大きな「岩」が在れば、二つに分かれたり
「渦巻いたり」します。
そして「山のふもと」に溜まり、平地の「氣」と合
流して、更に流れを作ります。
人は「修行」を進めていくと、身体の中心にあるメ
インの「気脈＝奇経」が開通した後に、徐々に「毛
細血管」の様に「体表」に向かって伸びている気脈
にも「氣の内圧」が掛かり、開いて「氣」が通うよ
うになっていきます。
内丹では 「奇経 通じれば 百経 通じる」と言います。
体表にまで「気脈」が広がり、それはやがて「氣」
の「肌感」を鍛えます。体表全体で「場の氣」を感
じ取ることが出来るようになるのです。
「場の氣」というものを読めるようになってくると
あらゆる「その場所の特性」を理解出来るようにな
ります。その場の「氣の濃淡」何処から何処へ「氣」
が流れて行ってるのか、綺麗な流れを持つ場所もあ
れば、「氣」が「澱んで」いる場所もあります。
いわゆる、本来「地元民」なら知っている情報です
ね？こっちの地域は「良い」、こっちの地域は「悪
い」とか「地元民」ならではの情報が読めたりする
のです。
やはり「言われ」の有るような場所ってのは、いく
ら新しい建物や街づくりをしたとしても「澱み」は
隠せないもので、けっこう「敏感」な人なら感じる
事が出来ると思いますし、それは決して「特殊」な
事ではなくて、皆さんも「お引越し」する際には、
「不動産屋さん」に連れられて、数件、物件を見て
回る中で「ここは、違う感じがする」とか、色々言
いますよね、私なんかは、そんな時だけ「勘」を使
うなら普段から「磨けば良いのに」って思います。
ですから、我々の言う「感覚」と言うものは、
あくまで皆さんの使っている「感覚の延長線上」
にあるのであって、「魔法」ではないのです。
あらゆる「厄災」を避けるのに非常に役立つもの
「頼りに」なるものなのです。
あなたも「氣塾」の「遠隔レッスン」で「勘」を
磨きませんか？
いかがでしょうか？「氣」も空気や水、血液と同様
に「循環」をする事によりエネルギーとしての力や
新鮮さ純粋さを保っています。そしてその循環こそ
が天気と同じ様にあらゆる「新しいもの」を外から
運んで来るのです。それはまるでベルトコンベアの
様に冬なら春の便り、夏なら秋の便り「あらゆる気
配」を運んでくれます。我々はそれに敏感に反応
出来る感覚を磨いているという事なのです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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