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《氣塾でのヴィパッサナー》
「ヴィパッサナー瞑想」とは「感覚面を開く」のには非
常に役に立ちます。何故なら「感覚面を開く」為には
「平常でノーマル」な状態の自己の「精神」から「瞑想」
や「禅」の「問いかけ」によって生じる精神内の何らか
の、違和感を自分なりの「感性」によって「表現、保存」
する作業。いわゆる、「マーキング」「ラベリング」を
正確に行ない、「精神の変化」を厳密に「追跡、トレー
ス」することが、非常に重要になるのです。それにより
「自分」に対する徹底的な「問いかけ」の「作業」が可
能になり、「何故、そう思うのか？」「何故、そう感じ
るのか？」というような、第三者的な「自己分析」が出
来るようになるのです。しかし、伝統的な「仏教瞑想」
では「作法的」に非常に「手順」が多くなるのですが、
それは「精神力の強化」が主眼ではないのですから、
致し方無いのかもしれません。
これに対して「氣塾」「古式マスターヨーガ」において
の「止、観」は強化した「気力」を使用したものになり
ます。「氣塾」では「初期段階」の「一段目」「二段目」
に「武術」で養う「基礎体力」と同じように「徹底的」
に「気力」を身に付けます。強力な「気力」は「気が強
い」の言葉の通りに「精神」を「強化」します。「器量
の器」が「大きく」なるのですから、当然「恐れ」を含
めた「雑念」が減衰しますし、大きな「器量」は「揺れ
ない精神」を作るのに役立ちます。そして「感覚面」の
繊細な「センサー」を作動させる為には「良質な気力」
が「動力源」「エネルギー源」になります。
「良質な気力」とは「強力」な「陰の気」を「火」にか
けた「高濃度」の「陽の気」のことを示しています。
これを「大量」に「頭部」を通すと、人は確実に「鎮静
化」してしまうのです。この「良質な気力」の生成と、
自己の「内観」の段階は「三段目」から本格化していき
ます。そして「他の人」を知る「行」は「トンレン」に
よっても磨いていきますから、「氣塾」では「自他両構
え」の「行法」によって「感覚面」を開いて「気付き」
を得ていくことを「重要視」しています。
いかがでしょうか？「観行」は「行の進み」に伴って、
何処までも続いていきます。「行の進み」には明確な
「目的」が伴い、その目的までの今の自分の「練達度、
進行具合」を正確に知る必要があり、これが「行」に
おける大切な「往路復路」となります。その為には、
進化進歩の中での「自分の変化」を厳密に拾い、認識
するのは当然必要となります。
だから何処までも続いていくのです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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