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《氣はあの世?この世?》9
《似たもの夫婦》
「氣」というものは、人の「個性」そのものです。
それぞれ「人」によって、違う「波」を持っています。
皆さんも「何となく」は感じているはずです。
家族であれば、個々の人の出す「波」は、普段お互いが
「馴染んで」いて「慣れて」いますから、「無条件」で
「受け入れ」ますし、何の「抵抗感」もありません。
お互いが「リラックス」していますし「緊張」も
していません、「精神的」にノーマルな状態です。
ですが、「知らない人」や「心地」が良くない状態、
又は「不特定多数」の「氣」が「混じり合う」場所、
そうです「満員電車」の中では「ドローン」と
「混ざり込んで」しまっていて、それは「互いに」
とって「うっとおしい」状態になっています。
自分の「間合い」の中に知らない「人達」の「氣」が
混じり合って入ってくるのですから当然です。
これは「百貨店」などでの「人酔い」の原因でもあります。
これも人の「気持ち」の「波」が人の「個性」そのもの
だからなのです。当然、「知らない」人の「氣」は
「違和感」が有りますし、何となく「警戒」する対象に
なってしまいます。
よく「似たもの夫婦」と言いますが、決して最初から
「似ていた」訳ではなく、常に一緒に居て相手の「心」
「個性」そのものでもある「氣」を互いに「循環」
させている訳です。◯◯なんて「循環」そのものです。
この「循環」によって、相手の「良い特性」を
「取り込んで」少しづつ「完璧」に「近づけて」
「この世」の荒波と困難を乗り越えて行こう!!
というのが「つがい」であり、「夫婦」というもの
ではないでしょうか?なぜなら、最初から「似たもの」
で「同じ」発想であったとしたら、「同じ」ことで、
「同じ」過ちや失敗を重ねてしまいます。
やはり、自分の持っていない「特性」を相手が持って
いるから、違う「発想」で世間を渡って行けるのですし、
だからこそ、互いに「尊敬」することが「可能」であり、
二人で「一人前」であり「完璧」になることが出来る
のではないでしょうか?
「夫婦」とは? を考えると、私はそう思います。
みなさんは、どうですか?
「氣塾」代表 木村丈彦
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