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《留まり続けることは出来ない！！》
「良いものも、悪いものも」全て含めて「魂」から発
せられる「思いの波」を持った「氣」が「念」である。
そして「魂」と「氣」が「お湯と湯気」の関係ならば、
「湯気」を集めれば、また元の「水」に戻る訳で結局
は「同質」なもの。そしてその「魂」が「肉体」から
「離れている」または「肉体を持たない」状態が「霊」
と呼ばれるものです。ですから「霊」も基本的には
「同質」なものなのです。言わば「氣」や「念」の
「発信元」であり「親玉」です。これも場所の「西洋、
東洋」を問わない共通認識であり、ただ単に科学が証
明を出来ていないだけの事で、人の「存在意義の根幹」
を問う部分になりますから、これを「否定」した時、
その人は生きて他の人と関わる意義や、生きる目的に
対しての「無神経さ」を問われることになるでしょう。
前回にも書きました通り、それが「念」でもその本体
の「魂」だとしても、長い時間の流れの中で、新たな
「この世」の人達が落とし、流す「念」によって洗い
流されて、やがて「減衰」して「浄化」され「分解」
されてやがて「自然」の持つ「氣」と同質の不活性な
ものになり、その「形」を「この世」では留められな
いのは、一つの事実であります。それは「原始人」の
時代から「人は人」なのですから、「留められる」よ
うでしたら「この世」は「霊でいっぱい」になってし
まいますし、誰も「原始人の霊」を見た者はいません
から、間違いないとも思われます。
余程に「この世」に残す「固執のエネルギー」が強い
にしても、「個体物」なる「物」に残すことが出来な
ければ、もってせいぜい「数百年」と言うところでは
ないでしょうか？
でも、逆に我々の「魂」や「霊」は「場所や物」には、
その思いを「宿せる」のです。「書」や「絵」だけで
はなく、愛用の「椅子」に座り、肘掛に手をやれば、
あなたの「氣」は手から流れて、触る度にその「椅子」
に閉じ込められていきます。何も「オドロオドロしい」
ものではなくて「人の温もり」と言われるものがそれ
です。だからそんなに「恐れる」ことはないのですよ。
いかがでしょうか？アンティークの家具に対してそれ
に「人の温もり」を感じる人もいれば、知らぬ人の気配を
感じて「気味が悪い」と恐れる人もいます。私的にはその
アンティーク家具を存分に愛用して「氣を上書き」すれば
良いのにと思います。新品、清潔に慣れ過ぎた現代的な日
本人はそういう部分に対して非常に弱く、逆に無神経に成
っていっているのではないでしょうか？散々「砂遊び」に
馴染んだ我々の世代と異なり、今の子供達が菌やウィルス
に弱く弱くなっていっているのは、どうかな？と思います。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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