単純にベストを尽くす事が良い訳ではない（ニーズの70%に応えて良しとすると三流）４

《ニーズの70%に応えて良しとすると三流》

《「プロの世界」において、「相手のニーズ」に対して

「70％」程度応えて良しとしていると、その世界の

「三流」に留まります。》

《仮に、それで「相手」がそこそこ「お腹が満たされた」

としても、それは「ベター」ですから「相手」にとって

「想定の範囲内」ということです。》

そんな事一応その道の「プロ」であれば「誰でも出来る」

事だからです。

《「プロ」の中の「百人に一人」「千人に一人」「一万

人に一人」の「一流」に成りたければ「日々の精進」は

当然のことです。》

《その本質は「相手にとってのベスト」と「自己のベス

ト」に「極端な差」「リード」を持つために必要な事

です。》

「プロにとってのベスト」とは「相手にとってのベスト」

より「遥か先」になければいけません。それは、

《「職人」の成す「技術」「立ち振舞い」が「素人目線」

からは「魔法」に見えたとしても、その「職人」にとっ

ては「当たり前の積み重ね」に過ぎないのと同じ事です》　

ならば、「何が大切か？」というと

《「プロ」は絶えず「相手にとってのベター」ではなく、

「相手にとってのベスト」の更に「一枚上手」を行く必

要があるのです。》

これが「プロ中のプロ」の「仕事」であり「一流の仕事」

です。だから「自己のベスト」は更に「それの先」にな

ければいけないのです。

《ここで言う「一枚上手」とは「先の結果」を見越した

「一手」ということが出来ます。》

それは、その道においての「達観性を得た」という事を

表しています。

「自分ベースでのベター、ベスト」とは全て自分都合の

想定の範囲内ですから、その出来る「仕事と結果の規模」

も「想定の範囲内」であり、知れているものです。

ところが「相手ベースでのベター、ベスト」となると、

当然、その相手は「あなた」の「ポテンシャル」なんて

正確に測れている訳なんてありませんから、

「こんなこと出来たりして？」と言うような過大な期待

感も出てきたりします。

《この「相手」の持つ「過大な期待感」に対してどこま

で「現実」を寄せることが出来るか？が「一流」の持つ

「ポテンシャル」を育てるのです。》

《そして「過大な期待感」に応えて、更に「過大な期待

感」 を「超える何か」を成し遂げた時に、その人は

いよいよ「カリスマ性」 を持ちます。》

これが「一流」と「二流、三流」の「差」を生む。

つまりは「先回り」を出来る「力」が「その力」を

育てるのです。

いかがでしょうか？「プロ」の中の「百人に一人」

「千人に一人」「一万人に一人」の「一流」に成ると

いう事は「日々の精進」の上にしか成り立ちません。

更に「一枚上手」とは「先の結果」を見越した「一手」

ということですから、それは、このままではこうなる

と言うその道独特の「達観性」の獲得に他ありません。

その為の先々の為の「一手」を打てる人は正しく信頼

を獲得出来るでしょう。全てはその心掛け、そんな人

こそ「一流」に成るべき人だと言えます。

では、新たな「テーマ」に移りましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦