再解説「人生とは本来楽しいものである」の哲学的検証（あの世は全て想定の範囲内）６

《あの世は全て想定の範囲内》

《「この世」とは「テーマパーク」「遊園地」の

ようである。》

実は、これは「あの世」に居る時の、我々の「実感」

でもあるのです。「あの世」に居る時の我々とは、

「魂だけの存在」であり、「あの世」とは「この世」

の様な「物質界」ではなく、純粋に「エネルギー」

だけの「世界」なのです。よって、我々は「あの世」

では「思念力」「思考力」だけの存在です。

《「肉体」から離れた「魂」というものは、それま

での「輪廻転成」の「全記憶」が戻っています。》

我々の「魂」とは、非常に精密な「記憶力」を持っ

ている事が分かっています。「肉体の脳」とは適度

に「忘れる」事により「精神的機能」に支障が及ぼ

さない様に出来ていますが、「肉体が無く」よって

「病気」や「騙し」「騙される」「殺められる」等

の考え得る「心配事」の無い「あの世」においては、

その人の「好む環境」でさえ「思念力」で作り出す

為に「天国」と皆さんが言われる「領域」において

は、「精神的」にも良好な状態を保つ事が出来るの

です。「この世」というものは、人が「やりたい事」

に対してあらゆる「制約」が掛かります。

それは「お金」や「手続き」「距離や時間」です。

それに対して一切の「制約」の掛からない《「あの

世」での我々とは「記憶」を基にした「思考力」

「想像力」により「やりたい事」を「やりたいだけ」

やる事が出来ます。》

それは、もう、「本能の赴くまま」です。例えば、

「食べる」事が好きな「あなた」は「フランス料理」

を三日三晩「食べ続ける」事が可能ですし、「恋愛」

が好きな「あなた」は「超モテモテ」の自分を主人

公にした「ドラマ」に生きる事が出来ます。

「スーパーカー」に憧れた「あなた」は「時速300

キロ」で三日三晩飛ばし続ける事も可能であり、実

際我々は天国に戻ると「この世」で出来なかった物

事を発散する為に、あらゆる考え得る物事を飽きる

まで「やり続ける」のも分かっています。

《でも、全ては「想定の範囲内」に有るのです。》

　

食べ続けた「あなた」は「肉体」が有りませんから、

その「満腹感」でさえ（想像で再生」しなければい

けませんし、恋愛の相手についても「あなた」が理

想に応じて「想像」で「容姿、性格」を作らなけれ

ばいけません。「スーパーカー」を体験した事の無

い人の「想像するスーパーカー」とは「カローラ」

並みの速度で爆音もしないでしょうし、その移り行

く景色でさえ「想像」で作らないといけません。

《「想定の範囲内」とは「体験」による、リアルな

「実際の驚き」や「スリル」も無い状態を示します

し、何より「この世」にある「死ぬ恐れ」も存在し

ないのです。》

「想定の範囲内」とは「緩い」「ぬるい」事でもあ

ります。ですが「この世」に居た時「本当を経験」

しなかった事は「想像」するしか無く「想像」する

事とはどうしても「手加減」が入るものです。

《つまり「知らない」ものは「知らない」から、仕

方がないのです。》

いかがでしょうか？そうなのです、あの世には「苦

労」は無いのです。それは肉体を含めてモノの無い

世界だから苦は無いのです。この世で起こした事の

「責苦」や「償い」「批評、非難」も無い世界で、

それは「この世目線での幻」にしか過ぎません。

もっと、ほのぼのしている世界であり、見方によっ

ては平穏過ぎて退屈な世界。だから進んで人の魂は

「苦労」を求めるようになります。人は「苦」の中

でないと成長出来ないからなのです。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦