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京都「氣塾」に定期的に通われている生徒さんに、
小学校の「先生」をされている女性がおられます。
そもそも「お母様」が「占い師」で、私の生徒さんで、
その「縁」で来られるようになったのです。産まれた
ばかりの「お子さん」がおられて、現在「産休中」
なのです。通い始められた当初は「左半身」中心とした、
体の「偏り」からくる「コリや不具合」の解消を中心に
「点穴」と「呼吸法」で改善を進めていましたが、
ここでも、やはり何故？「偏り」が出るのか？という
「根本的」な原因の追究をしていくと、「ストレス」と
いうものに突き当たるのです。現在、既に「偏り」が
もたらす「コリや不具合」は「解消」したのですが、
根本原因を何とかしないと、また再び「不具合」を起こします。
ここら辺が「対処療法」を中心とした「西洋」との違いです。
その生徒さんの「精神的な内面」を見ていくと、ストレスの
原因は「生真面目さ」なのです。これ「子育て」に手慣れた
お母さん方は「あーー！」と思われるでしょうし、なかなか
「真面目」になれない「不真面目」な人からは「真面目に
出来るのなら、良いことなのに」と思われますが、
《「生真面目」さは「プレッシャー」からくるのです。》
子育ても「2人目」「３人目」となれば、手慣れて要領も
良くなって、上手い「手抜き加減」も熟知出来るのですが、
「１人目」だと、なかなかそうはいきません。決して
「完璧主義者」でなくても「良く在ろう」とする為に、
自身の「感情」を置き去りにして、単純に「我慢」するのを
「良し」としてしまうのです。増して、その生徒さんは、
近々「産休」は開けて、お仕事に復帰される予定なのです。
そうなると「保育所」にお子さんを預ける必要があります。
「教師」の世界は、あまり男女差の無い世界ですから、
「担任」を持つと「ガッツリ」仕事に没頭しなければ、
こなす事は出来ないのです。その「時期」が迫る中、
保育所に預ける、ある意味「罪悪感」も重なって、それらの
「プレッシャー」が「ストレス」になり、体に「不具合」を
持たらしていたのです。
この様な「お話し」は、そこら中にある「よくある話」だと
思われるでしょう。でも「昔の人」と「現代の人」では、
大きく「違い」が有るのです。「昔の人」にとっては「苦労」
のうちに入らない、と思われる話に聞こえるかも知れませんが、
「現代の人」は「逆で」、そこにこそ「危うさ」と「弱さ」を
「内包」している様に、私からは見えます。
さて、その後「話」は、どのように進んでいくのでしょうか？
次回に続きます。
「氣塾」代表 木村丈彦
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