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「氣塾」を運営していて、つくづく思いますのは、
「修行」というものは、それぞれの「人」によって、
「進み」の「早さ」は「異なって」いますけれども、
「知るべき、事実」や「体得すべき、物事」。そして
それに伴う「行者」の「体感」から「変化」まで、
全てにおいて「順序」が有り、その「一つ一つ」を
「得てないと」、次に「進めない」ように出来ている
もので、そこに、その「人」の「器量」「生き様」が
「表れる」ということです。そして「陰陽」の持つ、
「バランス」「整い」とは「絶対的」なものであり、
「この世」の全ては、それに「支配」されている。
という事も、また、事実であります。
この「法則」に則って「２段目」「３段目」と「陽の火」
を「養生」していくと、「３段目」の後半には「火」は
「落ち着き」を見せ「踊り場」に出ます。そうすると
「行者」の「意識」は、また「陰」の方向に向かう事に
なるのです。何故なら、それなりに「陽の火」を蓄えて
きた者は、ある種《「本能的」に、それを「瞬時」に
「制する」事が出来るだけの「陰」の力を求めるのです。》
もちろん、この辺りまで「修行」が進めば、自らの「火加減」
を「調節」する事は可能なのですが、更にそれを「瞬時」に
「中和」して「切り替え得る」事の出来る「力」が必要だと
「自然」に「悟る」ものなのです。「陰陽のバランス」とは
「人の本能」のレベルにまで「書き込まれて」いるものです。
そして、私は、この事を「確認」すると「４段目」の「行」に
移っていく「許可」を出します。
そうです、「４段目」とは再び「陰」を鍛え上げていき、
「陰神」の「体得」を目指していく、新たな「入り口」に
当たるのです。そして、更に、それ専用の「呼吸法」に
変わり、「絶妙」たる「陰陽」の「含み具合」「バランス」
を、自らの「身体」を持って「体現」していく「段階」に
移っていくのです。
次回、「４段目」の「さわり」を解説いたします！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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