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「氣塾」をやっていて、本当によくある「質問」に、
《焦った時に、よく効く「落ち着く」為の「呼吸法」って
何ですか？》というものがありますが、その場合も私は
迷わず「深呼吸」と言います。「無意識」において行なう
「不随意呼吸」に対して、「意識的」において行なう
「随意呼吸」がありますが、「深呼吸」というものは、
その中においても、最も「最初」で、最も「代表的」かつ
ポピュラーな「調息法」と言えます。
「ヨーガ」「内丹」に限らず、「太極武術」においても、
何かと出てくる「言葉」で、私もよく「老師」から、
「動作」の最初には「深呼吸＝シン・フォシー！」と
言われたものでした。しかし、この「深呼吸」は普通の
皆さんのやる「深呼吸」とは異なっており、皆さん方の
「深呼吸」は「正確」ではありません。
「では、何が違うのでしょうか？」
「自律神経系」にシッカリと「作用」する程の「正確」な
「深呼吸」とは、まず、その「第一」として、
《一度、空気を「吐き切ってから」吸います。》
これは「自律神経系」の「スイッチ」を「切り替える」為に
必要なのです。そして「第二」に、ユックリと
《目一杯、空気を「肺」に入れます。》これが結構、難しい
のです。「現代人」は特に「肺機能」が低下していますから、
なかなか、沢山の「空気」を吸う機会が有りません。しかし
これは「練習」によって慣れてきます。これに慣れてきたら
「第三」に、《吸う際に「胸」を充分「膨らまし」、同時に
「横隔膜」を持ち上げる。》これに慣れてください。
そして「第四」に、吐く際の注意です。
《吐く時に、口先をつぼめて、少しずつ吐いていく。》
頬っぺたは、トランペットを吹く人みたいに「膨らましても」
結構です。「重要」な事は「呼吸法」において「吐く時」に
《口を開けて「吐くと」「ギア」が「噛み込まない」ように
出来ています。》ですから、口を開けて吐くと、全く「効果」
が出ませんので「注意」するようにしてくださいね。
では、「深呼吸」皆さんもやってみてください！
「シン・フォシー！！」
次回も「深呼吸」を解説いたしましょう。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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