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《「後天の気」とは「この世」の「氣」です。》
前回までの「お話」のとおり、「先天の気」とは
「あの世」の「気」であり「純粋」で「熱血」「本気」
の「状態」。何かに「没頭」していて、極度に「集中」
が極まっている時、まさに「魂が燃える」時に発せられる
「湯気」こそが「陽の気」なのです。それに比べて「この世」
とは、やはり「陰の気」が元になっています。勘違いしては
いけないのは、「陰の気」だからといって「マイナス」の
「エネルギー」ではありません。「陰」とは「水」であり、
「冬」であり、全ての「構成要素」の「基本」。「陽の気」
を「受け止め」「鎮めれる」草花の「種」にして「母体」
のようなものと、捉えて頂くと正確だと思います。
「陽気」と同じように「陰気」を「イメージ」すると、
「暗い」「陰湿」「疑り深い」等、とかく「嫌な」
「イメージ」が付きまといますが、実際「この世」とは
「善悪混合」の世であり「悪、悪い」ものでも「留まる」
ことが許されている世でもあります。「肉体」を持たない
がために「思い」が「氣」によって、ダイレクトに相手に
届く、その為に「嘘」をつけない「あの世」とは異なり、
「この世」では「肉体」がある為に「何となく」でしか
相手には「思い」は伝わりませんし「バレません」。
「この世」では、個々の「思惑」が基本的に「分からない」
これが「前提」になっているから「誤解」が生まれ、
それを「故意」で行なうことから「悪意」は始まります。
まあ、だからこそ「この世」とは「修行の場」に成り得る
のですし、我々は「他の人」と「会って」喋らないと、
「何も始まらない」ようになっているのです。
「大人」になり「社会の一人」として「一人前」に
「生きて」いくには、「純粋」な「子供」の頃と違って
何でも言われるがままに「うん！」と言ってては、
「騙され」たり「欺かれ」たりして「魂」が「傷つく」為、
「子供」の「純粋」さを「脱ぎ捨てる」必要があるのが、
「社会」であり「世間」というものです。ならば、
《「子供」の頃は未だ「陽の気」をまとっているのか？》
と聞かれますと、「そのとおり！」ということになります。
ならば、その「システム」を説明しましょう！！
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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