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我々は「輪廻転生」によって、「定期的」に
「あの世」と「この世」を「行き来」して、
「実体験」することにより「知恵」を得ています。
そして「同質」の「体験」を「避ける」為に、
得た「知恵」を予め「肉体」に「封印」して
降りるのです。ですから「肉体」の無い「あの世」
に居る、私達の「魂」には「知恵の記憶」が有る
訳です。だから正確には「悟り」の「第一段階」
とは、「あの世を知る」ではなく、
《「あの世」での「記憶」を「思い出す」》こと
なのです。つまり「記憶」を「取り戻す」の
ですから、《一つ「記憶」を取り戻せば、後は
何かをきっかけにして「連鎖反応的」に取り戻す》
ことになるのです。かつて「中国仏教」は「段階的」
な「悟り」である北方禅「達磨大師」の「漸悟」と
「突発的」な南方禅「釈迦」の「悟り」である「頓悟」
の「どちらが正しいか？」を巡って「論争」を繰り広げ
その結果として、生き残った南方禅が日本にも「紹介」
されることになるのですが、この「理論視点」を
元にすれば、「百」ある「記憶」を「一割」ずつ
取り戻すか、一度に「五割」取り戻したかの違いに
過ぎないことに「気がつく」ことでしょう。
実際、「悟り」を得た「釈迦」は、その時点で、
「知る」べき「知恵」を「何もかも全て」得ていた
訳ではなく、その後に「他の弟子達」を「導き育てる」
「悟後の修行」により《「真理」の「多面性」》を
得ていたことを考えれば「真理の全て」を思い出した
訳ではないと「推察」することが可能になります。
つまり、《どの様な「悟り」であっても「真理」とは
「無極」なのですから、そこからの「段階的」な
「経験」による「進歩」を「必須」とする。》
これもまた「真実」ということなのでしょうね。
そして、これでも未だ「最終段階」には至らない
ということを含んでいます。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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