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「四段目」の「中盤以降」から「五段目」の
「道のり」とは、「達観性」の「獲得」と「瞬時」
「即時」の「即応力」が「メインテーマ」となります。
これは「良質」な「陰の氣」の「真骨頂」です。
「良質」な「陰の氣」とは「達観性」の「元」になる
「氣」です。《日々、我々の周りに起きている「現象」
には「気配」があります。》
物事が起きる前には、「起きそうな気配」があり、
起きれば「拡大していく気配」に変わり「収束、終わり
に向かう気配」と「変化」をしていきます。そして、
その「現象自体」に「人が関わっていれば」、その
「気配」の「変化」に「対応、呼応」して、「人」の
出す「気配」が「こだま」の様に、その「現象」に
遅れて「波紋」を描いて「拡散」していく為に、
我々は、それによっても「現象」の「真の形」の
「裏付け」を取ることも出来ます。
つまり「達観性」とは、「直感的」にこれらの「気配」
に「反応」し、その「次に、起こるであろう現象」を
「見切る」ことに、始まります。これを、どこまで
「正確」に「見切れるか？」で「起こりうる、先」は
「千変万化」する訳で、それが「正確」でないと「即応」
したとしても「的外れ」になってしまいますから、
「行動」の「意味」が無くなってしまいます。よって
これを「避ける」為には、「理論的」に起きている
「現象」を「理解」する「洞察力」をも「身に付け」
なければいけません。つまり、これらは、あくまで
「ワンセット」で「機能」するものです。
これらは、「即応力」なのですから、全て「短時間」
で「こなしていくべき」物事です。「即応」すべき
物事とは、とかく「緊急性」の有る物事なのですから、
「平時」の様に、ゆっくりと時間をかけて「呼吸法」に
より「瞑想」して、「思考」を「循環」させている
様な「暇」なんて、ある訳がありません。そんなことを
していたら、「時すでに遅し」で「現象」は終わって
しまいます。よって、
《これらを「こなす」為に、その「呼吸法」も「即応用」
のものに「変化」させるのです。》
その「一例」として、「四段目」で使う「三段階の陰の
呼吸法」は、非常に「力強く」「直進性」を持ちます。
「正確」に「４呼吸」もすれば、身体の「四枝」と、
特に「頭部」に「氣」を「一気」に「登らせ」、
「氣」で「いっぱい」にすることが出来ます。それを
「５呼吸目」で「ふいごの呼吸」に「切り替え」、
「氣」に「火」を「点火」して「膨らまし」、その後
直ぐに、更に「呼吸法」を「切り替えて」、「丹田」
に降ろす。ここまで、僅かに「20秒」にも満たない
「時間」で、「氣の操り」と「精神」との「同調」が
「可能」なのです。
「四段目」にまで来れば、この様な「技術」を使う
ことが出来るようになります。「氣塾」においては、
これでも「中等技術」です。すなわち「三段目」までは
長い「修行」の「工程」においては、あくまで
「初頭段階」であり、ここからが「本格的」な「応用編」
となり、進んでいくのです。まあ、これらの「事実」は
「修行者」であったとしても「読んだ」だけでは、
決して、その「真似」も出来ないと、断言しておきます。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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