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「ヨーガ」の「起源」に関しては、未だ定かでは
ありません。「紀元前2500～1800年」の
「インダス文明」に、その「起源」があるとする
説が「定説」になっていますが、「アーユルヴェーダ」
には「ドーシャ」を「安定」させる為の「瞑想法」が
存在していましたから、この中から「感覚」の確かな
「制御法」としての「ヨーガ」が「生み出された」のは
間違いが無いと思われます。「ヨーガ」としての表記は、
最も古いものでは、「紀元前800年」からの「古ウパニ
シャッド初期」に成立した「タイッティリーア・ウパニ
シャッド」とされています。ちなみに「古式マスター
ヨーガ」の「起源」は「3500年前」となっています。
しかし、これらの「時代的背景」として、文字を何かに
「書き記す」文化が発生する以前になり、「モヘンジョ
・ダロ」等の「遺跡壁画」や「彫像」からの「年代推定」
になる為、「チャクラ」「ナーディ」等の「発見」の
「経緯」も未だ「謎」の部分は多いのが現状です。
しかし、古文書等の経緯によると、やはり「アーリア人
侵入」以前の「紀元前1500年」頃よりとするのが妥当と
思われます。やがて「紀元前450年」頃に始まる
「原始仏教」に取り入れられた「ヨーガ」の「行法」は
「中国」に伝えられ「坐禅」として「日本」にも伝え
られることになります。「紀元前350年」頃には、
かなりの「研究」が進み「カタ・ウパニシャッド」には
最古の「ヨーガ」の「解説」が書かれています。
これらの時代になると「ヨーガ」は、
《「神々」と「交信」する為の「神通力」を得る為の
「実践法」》
として、様々な後に続く「信仰諸派」にも取り入れ
られることになります。「正統バラモン教」においても
「ヨーガ学派」に限られず、「六派哲学」全ての
「ダルシャナ」において「実践」される様になり、
「ジャイナ教」においても「必須」の「行法」になり、
「釈迦」も「ヨーガ」を学び、やがて「仏教」を開くに
至ります。
これらの「時代」の流れの中で、単純であった、
「アーユルヴェーダ」の「霊的身体観」は更に研究が
進められて、「ヨーガ」の「身体観」と「昇華」して
いくことになるのです。
では、その「身体観」を解説いたしましょう！！
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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