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つまり、あなたの「大元」であり「本体」は《魂》
なのです。ここで発生した「思い」が「氣」の「波」
すなわち「念」となり、「気脈＝ナーディ」を通り
「身体全体」に向かいます。「気脈」は「内丹」
では「正経、奇経 八脈」と総称されますが、身体の
「血管」と同じ様に、主要「気脈」から「毛細血管」
の様に「枝分れ」して、体表にまで伸びており、その
総数は「７万」とも「７万２千本」とも言われており
体内「エネルギー」の「循環」を司っています。
つまり、少し「大雑把」に言ってしまえば、
《「思う」のは「魂」であり「考える」のは「脳」》
と言っても良いかもしれません。もちろん「魂」が
何も「模索」しない訳ではありませんが、ここでは
「便宜的」にそうします。「魂」が何かを「思えば」
その「情報」は「主経菅」を伝わり「脳」に伝わり、
それを「認識」して「考え」として「整理」します。
また、「脳」で得た「目」や「耳」等、各器官の
「情報」は、また「主経菅」を通り「魂」に送られ
何かを「思う」。我々はこれらを「相互的」に
繰り返しているのです。これを敢えて、そお言うのは、
《「脳」は我々の「通常意識」とつながっており、
「魂」は精神の「奥底」にある「微細身意識」と
「つながって」いる為です。》
つまり「通常意識」とは「脳」での「意識」ですから
絶えず「常識」を追っていて、「異常」がないか
「探して」いる「意識」です。目の前に「変なもの」
が有れば、それを追い、「変な音」がすれば「その音」
を追ってしまいます。生きてきた「経験」からも
それは「固まり」ますが、「常識」を守り「いさかい」
を避ける、ネガティヴな「意識」もそれに当たります。
しかし、それらは結局のところ、何かを「なし得よう」
とすると「邪魔」で「足かせ」であり、
《総じて「雑念」になる訳です。》
我々が「瞑想」をする。と言うことは、この「雑念」
と「ネガティヴ」に溢れた「通常意識」を「減衰」
させて「滅して」、本来「全てを知っている」筈の
「微細身意識」だけで「考えよう！！」という
ことなのです。
「ヨーガ・チューダーマニ・ウパニシャッド」には、
こう記されています。
《「アーサナ」は「粗大身」に働きかけ、
「プラーナヤーマ」は「粗大身」から「微細身」に
働きかける。制感と凝念で心を静め、「原因身」への
「覚醒」を促すのが「ディヤーナ」。いまここの
「真我」に気づくのが「サマーディ」である。》
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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