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実際、「チャネリング」に関しては、確たる「修行法」
「練習法」「思想哲学」を含めた「教授法」、つまり
「カリキュラム」が「体系的」に「存在」せず、
「カバラ」や「シャーマニズム」の「技術」等が混在
する「スピリチュアリズム」にも似た「寄せ集め主義」
な為に、本当に「出来る」人は出来ても、そうでない
「残念」な人が多く存在する。「クオリティの極端な
ばらつき」があるものに、なってしまっているのが
実際のところです。大した「練習」も無く「誰でも
出来る」とした時点で、既に「信憑性」も底に落ちます。
「各国」においての「評価」も様々で、「良い人」に
出逢えれば、「真正」だという「意見」が出ますし、
「チャネリング」自体に「興味」を持つ人達もいますし、
「邪道に走った役者」という「辛辣な意見」も存在します。
その中で最も「支持」されている意見は、「心理学者」に
よる「人格分離論」、つまり《交信対象は、表面意識では
気づいていないチャネルの一部である。》とする意見で、
つまりは「意識ずらし」のことを示しています。
「懐疑論者」の「ジェームズ・ランディ」は、「1988年」
オーストラリアで「2000歳」の「精霊カルロス」と交信
する、「チャネラー」の「ホセ・アルバレス」を「演じ」
派手なパフォーマンスを繰り広げ、大量の「信者」を
獲得することに成功しました。そして「人気絶頂時」に
「真実」を告白し、メディアと人々の「騙されやすさ」に
警鐘を鳴らしました。
私としての「最終意見」としては、「チャネリング」に
しても「リーディング」にしても「出来る人」には出来て
「出来ない人」には出来ない、どこまでも「不確定」な
「技術」である。ということと、一つ「氣になる」のは、
「チャネラー」の「能力」の「不安定性」にあります。
「ジョン・クリモ」は「ナイト」を例にとり、チャネルの
「パフォーマンスの質」が徐々に「低下」するという報告
を紹介しています。「チャネル」が意識的にか無意識的にか、
おそらく一度は「本物」であったけれど「泉の枯れて」
しまった「事例」が多々存在する。チャネリングで初期に
示された思想に反し、極めて人間的なエゴが見え隠れする
割合が増えている。「本物のチャネリング」はどれくらい
の期間維持できるのであろうか？、と述べています。
誰にでも「一時的」に「冴えている」時はある訳で、
やはり「能力の維持」には、それ専用の「練習」「修行」
は「不可欠」で、名だたる「イタコ」や「降霊術師」に
とっても、それは「常識」でもあります。
それは、「武術」を「学ぶ」のに、「形」だけ覚えて
一切の「基礎体力」や「精神」を「鍛えない」のと
同じことで、「いざという時」に「使えない」訳で、
「そりゃ、そうなるでしょう！」ということです。
《あらゆる「技術」は、あらゆる「局面」で、その
「能力」を「証明」する「責任」を負います。》
「この世」は、そんなに「甘くない」。
と言うことなのでしょう。
では、新たな「テーマ」に移りましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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