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今回は、「氣」の循環が何をもたらしてくれるのか？
についてです。「気を回すとどうなるの？」「メリットは？」
と聞かれますが、実際、「健康、精神」面が変わると、
日常の「生活」は変わりますし、人と会う時、話し方も
変わります。そうすれば「人間関係」は変わります。
人と会う、話す機会は増えますから「生き方」が変わり、
やがては「全て」が変わるんですよね。到底、その効能的な
ものは一つに絞れません。全て「連鎖的」に変化して
いきますから。では、その「連鎖」を一つ一つ説明して
いきましょう！
今回は、まず、「呼吸法」から。
「呼吸法」をというものは、「氣」を発生させる「呼吸法」、
更に「氣」を「圧縮」したり「練る」「練功法」。
作った「氣」を体の上部や下部に上げ下げしたり、動かす
ための「調息法」等、様々なものがあります。
気脈の詰まりを取り、「循環」を確保して、なおかつ
作った「氣」をコントロールする。この「氣」のコントロール
には、我々は様々な「呼吸法」を使用します。使用する
「チャクラ」によっても変えるのですが、中には「秘伝」の
ものも、もちろんあります。
初心者でも３つ、中級で１０は使い分けます。
これを「正確」にマスターする事は、「氣」を扱う条件に
おいて必須です。そもそも我々の教える「呼吸法」は、
「内丹仙術」すなわち、「不老不死」を追求する中で、
生み出された、人間に共通する「技術」ですから、
「健康」に良いのは当たり前ですよね。
「氣塾」においては、この「呼吸法」をやっていくのですが、
一般の方々は、まず「肺を目一杯使う」ことから始めます。
女性なんかは、普段ほとんど「目一杯、空気を吸う」
ことはしてません、せいぜい肺機能の２割がいいところです。
この「目一杯、空気を吸う」ことは、言わば「有酸素」です。
「腹式呼吸」とか、難しいことを考えずに、
まず「ラーメンを吸うように、目一杯吸いましょう！」
「胸を膨らませて」「胸を前に突き出して」「お腹を凹ませて」
そして、ゆっくり「笛を吹くように」少しづつ吐いていきます。
この呼吸の仕方は、全ての「道」に通じる「呼吸法」です。
「基本の基本」。「クラッシックバレエ」の基礎型「陸上競技」
「器械体操」「ベルカント唱法」から「太極拳」「相撲」まで、
「よく観察してみてください！」
ほぼ同じ姿勢から動きに移っていきます。
人間の身体に共通する「静から動」に転ずる時の「必須の呼吸」
であり「姿勢」です。これにより「２番＝丹田」に「氣」が
込められ、「やるぞ！」という「意＝意思」が込められます。
これは、運動競技や武術に関わらず、もちろん「仕事」にも
使えます。「意」を決めて、内臓から筋肉全てに「指令」を
出すのです「さあ、行くよー！」ってやつですね。
「意識」「精神」「身体」全体が次に行なう「行動」に
一点集中していくのです。
「氣は、気と共にあり」と言います。「氣」は「吸う呼吸」と
共に体に入ってきて、「吐く呼吸」と共に「チャクラ」を
回し、新たな「氣」を更に発生させます。更に発生した「氣」
は「気脈」に供給され、「圧力」と共に、次の呼吸により
促進される「循環」により体を駆け巡ります。
今回のはあくまで基礎的な「呼吸法」の一例ですが、
「呼吸法」というものは「健康」に関するもの全てに
とどまらず、状況により、身体の動作と組み合わせる
ことにより、「精神」をコントロールして、
「結果」を引っ張り出すための「身体の動き」までも
「制御」することを可能としています。
ですから、あらゆる「結果」を求めるのでしたら、
まず「呼吸法」から始められたら、いかがですか？
では、また次回。
「氣塾」代表 木村丈彦
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