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「世の中」というものは、それぞれの「人達」が
全く「違う思惑」を持って行動しています。
「仕事」や「プライベート」の「人間関係」に
おいて、それぞれの「思惑」が見えない為に、
それが結果的に「人間関係」において「摩擦」や
「衝突」、思わぬ「融和」をもたらすのです。
その中において、私の様な立場の人間は頻繁に
「先生、これどう思われますか？」という質問を
受けます。これ、本当に頻繁にです。この場合も
もちろん当人さん的には、一つの「答え」を
持ってはいるのでしょうが、その「答え」に自信が
持てないのか、第三者としての「客観的」な「意見」
を求めてこられます。これは、どういうことかと
いうと、やはり「主観」としての自分の「意見」に
対して、往々にして「感情的な主観」が混じっている
為に、いまいち自信が持てないのです。
《でも、年齢的なものは関係なしに、自身の「主観」
に「自信と確信」を持てない人は、実に多いのです。》
「ならば、どうやって「主観」を鍛えるのか？」
「主観」という言葉と対になる「客観」という言葉が
あります。「主観」とは「主体」である「あなた自身」
の「ものの見方」「感じ方」の「意見」を表しており、
その人「独自」の「見方」を元にした「世界観」です。
ですから、その人の「経験」「知識」、その時の
「感情」に非常に左右され易く、それ次第では全く
「事実と異なる認識」を呼ぶこともあり得るものです。
それに対して「客観」とは、自分以外の「複数」の
「事実」と「考え」を元にしている様ですから、
「主観」または「主体」から離れて「独立」した
「視点」を持っており、自身の考えに「依存」する
こと無く「特定の立場」にも捉われない「ものの見方」
を可能にしているものです。
《ならば「客観」は良くて、「主観」はダメなので
しょうか？》
実は、そんなに「単純」なものではないのです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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