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さて「独立開業」とは「自由」で「楽しく」、
非常に「やり甲斐」のあるものなのですが、
その一方で、とても「山あり谷あり」な「道」
でもあります。私は「20年以上」この「商売」
という「世界」に身を置いていた中で、
「一年後の40%」「五年後の15%」という
狭き「生存率」をクリアする為の、決定的な
「ポイント」を敢えて一つ挙げるとしたら、
《やはり、その「ビジネス」の「利益率」にある。
という事を断言したいと思います。》
そうです、この「利益率」に掛かってきます。
「ビジネス」には「一年」の中に、忙しい「繁忙期」
と比較的暇な「閑散期」の波がありますし、前項の
通り「売り上げ」を「回収し易い時期」と「し難い
時期」があります。昔は「二八=にはち」と言い
ましたが、現在では更に広がって「2月.3月.8月.9月」
が実質的に「閑散期」となります。この「売り上げの
悪い時期」に「どう凌ぐのか?」は「商売」の永遠の
「課題」となります。「経験値の低い」人達はこの
時期、簡単に焦って「商品の単価」を「下げて」しまう
のですが、そこで「利益率」が「問題」となるのです。
いいですか?基本法則として、
《一度下げた「単価」は、簡単には元に戻せません。》
「単価」は「下げる」のは「簡単」ですが「上げる」
ことは、なかなか出来ない様になっており、単純に
「上げる」と「売れなく」なるのです。これを前提に
した時に、《「あなた」の「商売」の「利益率」は
「何パーセント」ありますか?》この事が非常に重要
になるのです。一昔前の、比較的「物が売り易い時代」
であれば、「下代」つまり「仕入れ率」は、「上代」
つまり「売り値」に対して「55%~63%」が「主流」
でした。つまり「利益率」は「45%~37%」となり、
「閑散期」においては、この「利益の分」でもって
「値引き」をして、最終的に「売り抜けて」在庫を掃く
としていたのですが、現在では、この「率」では基本的
に「生き残れません」。はっきり言えば「仕入れ率」は
最終的に「35%以下」で「コントロール」出来な
ければ、「生き残る」ことは「難しい」と思われます。
つまり「閑散期」においても、きっちりと「利益」を
「確保」出来なければ、その「ビジネス」は非常に
「脆弱」であり、その様な「レベル」では、到底
人を雇うことも無理だと言えるのです。
「なら、どうすれば良いのでしょう?」
更に、続けていきましょう!!
「氣塾」代表 木村丈彦
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