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仮に誰かを「使ったり」「頼ったり」して、
「要領良く」物事を成したとしても、そこには
「依存」が「存在」します。「依存する側」に
とっては、時が経てば、それは「日常」であり、
「安定」と勘違いするものなのですが、「依存
される側」にとって、それは絶えず有る「負担」
であり「足かせ」でもあるのですから、ある日
突然に「解消」されてしまう事になるのです。
その時、「依存する側」は「文句」も言えません。
《「要領の良い」事は、上手く「機能」している時
は良いのですが、その「機能」が「低下」すると、
「とりあえず」という「後手」を招きます。》
つまり「要領の良い」とは、物事に「先手」で挑む
時には「機能」しても、その「考え方」は「後手」に
まわると「とりあえず」になり、「とりあえず」は、
「その場しのぎ」になり、「その場しのぎ」は多分に
「抜け落ち」「足りず」が「存在」してしまいます。
その「良い要領」によって「得れた、時間」により、
《直ぐにでも、その「抜け落ち」「足りず」を「解消」
すれば良いのですが、「依存」により「弱った自我」は
なかなか、その様な「段階」には至れないものなのです》
「難しい」ものですね。上記の「性質」からも「推察」
する事が可能になるのが「要領の良い」物事を「好む」
人達に潜む「もう一つの弊害」「副作用」になります。
それは、我々「道」の「行法」であったり、あらゆる
「習得する」べき「技術」の世界、「職人さん」から
「仕事」に至るまで、あらゆる「ノウハウ」によって
「構築」されている世界、
《それらの全てが「基礎技術」により「根底」が構築
されており、「高級」な「技術」は全て「基礎技術」の
「延長線上」にある、「積み上げ」の「世界」になって
います。》
「積み上げ」なければ「次のステージ」に行けない世界
にあるにも関わらず、上記の「要領の良い」物事を好む
性格の人達は、この「世界」にも、どうしても「要領」
を「持ち込もう」としてしまい、また、それにより
「失敗」してしまうのです。「何故でしょう？」
《ここにも「要領の良い」事による「抜け落ち」が生じて
しまうからです。》
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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