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「修行者」は「他の人」の「氣」を「読みます」。
我々は「内側」に「取り込んで」読み取り「反応」
しているのです。そして「修行」が進むと、
「気力」の「強化」と合わせて「感覚」の「強化」、
すなわち「センサー」がより「細かい」「微細」
な「情報」に「反応」出来るようになっていきます。
この時「気力」の強化は「必須」になります。
「氣」の体内での「循環」を強く「保つ」必要が、
ありますし、「気力」の強化による「精神的」な
「安定」がなにより「必要」です。言わば「気が強い」
方が精神の「波」が立ちにくいですし、「外」から
入る「自分」の身の回りの「情報」は「非常」に
「微細」です。要するに「耳を澄ます」必要がある
わけで、その時に「自分」の方が「うるさい」と、
当然ながら、周囲の「微細」な「情報」を「聞き取れ」
ません。
《どれだけ「周囲」の「微細」な「情報」に「反応」
出来るかは、自己精神内の「無」の取れ具合に「比例」
するのです。》
この為に、大きな「器」が「必要」になり、それは
大きな「気力」と「気質」により「完成」していきます。
ここで言う「気質」とは「丹」すなわち「腹の座った」
「志し」や「根性」と言ったところです。何故なら、
それを持つ者にとって、それらの「情報」に「アクセス」
することは「当然」となり、「当たり前」ですから、
「心」も「動かない」「思わない」すなわち「無想」
なのです。
「仏教」等でもそうですが、「修行」において「無」
が必要なのは、これらの「理由」なのです。
それらを聞き取る「自分自身」が、先ず「静かな」
「精神」を作らないといけません。
「修行者」がそこから「先に」知り得る「氣」の
「情報」。例えば「自然」の中に潜む「陰陽」の「妙」
更に「大きな」スケールの中の「循環」や「気配」の
「正体」。「この世」にある「あの世」の「法則」。
すなわち「世の理」に関する「情報」。その「真理」
に「近ければ、近いほど」、細かく「微細」になる。
ということです。
それらに合わせて、我々「修行者」は、より「細かな」
物事に「反応」できる「感覚」、「センサー」を磨いて
いっているのです。
続けましょう！
では、また次回。
「氣塾」代表 木村丈彦
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