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前回のブログが、思いのほか反響が多く、生徒さん
からも、「更に詳しい解説を！」という意見を頂き
まして、もう少し書きます。この内容は、「氣」を
媒介に身体と意識の関係をひもといていくという事で
本来、講義のブログ「本当に使える「氣」の正体」の
次の章「氣の特徴とその性格」で書こうと思っていた
ネタに少し触れます。
「意識する、認める」という言葉が鍵になるのですが、
まず、なぜ症状が明確になるまでに、「氣」を回さな
ければ、いけないのか？「氣」というものが生命や意思
のエネルギーならば、熱を出してからでも良いのでは？
と言う観点です。確かにそうです、でも試すと解ります、
「更に体温上がります！」これは、歯イタの様に菌が
入って腫れた場合もそうです、何故なのか解りました？
風邪に伴う諸症状や菌に感染しての腫れは「敵」では
ないという事です「味方」なのです。更にＡＴＰを
燃やして熱を上げ、白血球や血小板の働きをバックアップ
する為です。鼻水、くしゃみも体外にウイルスを出す為の
症状ですから、治る為の味方なのです。そしてこれは、
「氣」が効かないのでは無く、体内のウイルスや菌の量が
変わり、事態が変わったからなのです。私は歯イタの時
痛みを和らげる為に、氣を「抜く」「入れる」両方を試
ましたが、更にパワフルになりました。その代わりに
治るのは、早いですよ。怪我や肩こり、慢性疾患には、
手っ取り早いのですがねー。まー、よく考えると解るの
ですが「氣」の性質とは、単純な面と複雑な面があります。
もう一つのお話は、長年腰痛に悩む「おばあさん」の話し
でした。これは「意識」と「氣」に関するお話です。
その方に対して、ペインクリニックの腰痛専門の医師は、
椎間板ヘルニアを認め、外科手術で神経に触れるヘルニア
を除去しました。しかし「おばあさん」の腰痛は治まらず、
「もしかして」と思った医師は、逆転の発想で腰痛の無い
無作為の１０人をＭＲＩにかけた所、２人にがっつりと
椎間板ヘルニアが見付かりました。これは、神経に圧迫が
かかったとしても、必ずしも痛む訳では無い！という
以外な事実と、「おばあさん」が長年腰痛に悩んだ為の
トラウマ的なものが 、脳の腰痛を認識する部分に恐れる
が故に、虚空の信号を作り出し、痛みが無いはずなのに
痛みを「作りだした」という事で「可愛い子猫ちゃん」
の世話を焼いているうちに、痛みを作りだした「意識」
と「集中」いわゆる「一念」が散ってしまったという
話しです。これに近い話しに、事故で手を失った人に
たまに、無いはずの手が「かゆい」時があるそうです。
人の身体と氣と意識の関係は、複雑です。これらは、
悪い方向への意思のコントロールの成功であり、
氣による具現化、要するに「念」の力です。我々には
理解しやすく感じますが、「氣」の概念を導入しない
西洋医学による、健康番組でやる病気の新事実と言えば
何でも「ストレス」ばっかりです。「ストレス」とは、
生きる人の残した念＝残念、 今私はこの「念」という
テーマをほじくり返しています。解説は、大会、教室
で、いたしますので、皆さんも考えてみてくださいな。
今回も読んで頂いて、ありがとうございました。
「氣塾」代表 木村丈彦
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