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我々の言う「自己」の「精神制御」周囲の「環境制御」、
そして「人生の制御」。これらに関わる、あらゆる
「引き寄せ」を始めとした「現象コントロール」は、
「マスターヨーガ」や「内丹法」により「養生」される
「強力」な「気力」によって、「意識」を元に「技と術」
により「制御」されます。「チャンダリー」はその一つ
なのです。
後期密教の「秘密集会タントラ」の経典における「奥義」、
「究竟次第の瞑想法」は「氣」をコントロールする「行法」
です。「チャンダリー」はチベット仏教の「カーギュ派」
においても「重要視」されています。
「チャンダリー」は「トンラ瞑想」により始まり「瓶ヨガ」
のための観想の後に「吸気」「充満」「圧縮」「放出」の
「呼吸法コントロール」を経て「トゥモによる点火」を
行ないます。「瓶ヨガ」では、この「点火」の際、
「４番＝フーム」「５番＝オーム」「７番＝ハム」を
使用した「念法」により「着火」します。これらは
「曼荼羅」の神々を自分の身体の上に観想し一体化する、
「定寂身次第」、氣を蜂起する「定寂語次第」、
氣を気脈に誘導する「定寂心次第（心清浄次第）」
「内丹」で言う「陽神」を作る「身魂分離」の
「自加持次第（幻身）」、「光明」となり「空」に
導く「楽現覚次第（光明）」、清浄な身体（報身）を
得る「双入次第」。という「段階」があります。
密教においての「チャンダリー」とは、「行法」の
「進行」と「性質上」、「観想法」「念法」により、
行われる為に、かなりの「段階」と複雑な「段取り」
を必要としてしまうのですが、これは我々の
「マスターヨーガ」や「内丹法」における
「チャンダリー」や「周天法」は、あくまで「体術」
としての「技術」です。「点火」も、先に「陽の氣」を
使用しますので「段階」は、これより「少なくて」
済むのです。
密教の「双入次第」においても、必ず語られる
ことに、「有学の双入」という言葉があります。
「四相幻身」の段階において、「幻身」とは「空」の
境地に在り「清浄な幻身」と呼ばれますが、これは
「空」の知恵と、清浄な「報身」ではあったとしても、
まだまだ、ここから「仏」に学ぶ「必要がある」と
いうことなのです。これはあくまで「入り口」に
立ったということであって、更に「智恵」を集積して、
いつかは「無学の双入」に至れ！全てはここからの
「行ない一つ」である！と言う「教え」なのです。
「チャンダリー」、更に続けましょうね！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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