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本来「修行」というものは「段階」によって、
受け取るべき「手応え」すなわち「感覚」と「意味」
が「テーマ」としてあります。この「手応え」は非常に
主観的で「人」によって「受け取り方」は「千差万別」
になり「センス」がものを言います。
そして「センス」が有る場合は「王道」を進みます。
では「センス」が無い場合は、どうなるのでしょうか？
これは、あらゆる「修得」する「技術」と同様に、
「王道」から徐々に「ズレ」が生じてきます。
「修得」する「技術」というものは、どの世界でも
「跳び箱」の様に「土台」が有って、一段一段重ねて
いく世界ですから「上」に重ねる度に、その「下の台」
が「土台」となる為、「下の台」に「ズレ」が生じると
「グラつき」が生じてしまいます。
これ「王道」というものの「本質」を考えると「必然的」
に「理解」できる事なのですが、「王道」というものは
それだけ「積み上げる」物事が有るからこそ「土台」が
重要なのです。「今」やっている事が「次」の「土台」
になるのですから「大き過ぎ」ても「小さ過ぎ」ても
良く無い訳で「特定の範囲内」に「収まる」事が大事
なのです。そして、この「範囲内」にキレイに「着地」
出来るように「導いて」いくのですが、当の「本人」
は「渦中」にいる為に、置かれている「位置」を
なかなか「正確」に「把握」するのは「難しい」のです。
この、自分が「置かれて」いる「位置」を「理解」する
「力」こそが「センス」になるのです。
では「王道」から外れるとどうなるか？これは単純に
その「道」での「悟り」に至る為の「内道」から
外れるのですから、その「道」においては「土台」に
「グラつき」が有る為、「積み上げる」ことは「無理」
になります。
これは、起こす「現象面」においても「正確」に
起こせなくなる為に、どの道「中途半端」な「現象」
になってしまうのです。結局「センス」が無い場合、
「内道」から外れるのですから、その場合は、また
別の「道」を積み上げれば良いでしょう。
どちらにせよ、最終的には実際に起こる「結果」
なり「現象」に表れる。ということです。
更に続けましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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