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ここ迄の二本は私自身の「若い時」の、言わば「お題」
です。その後に「師匠」と出逢い、私の人生は大きく
「変わって」現在、お陰様で「氣塾」を主宰して、
弟子達と笑いながら過ごさせて頂いております。
ならば、「お題」は無いのか？と聞かれますと、今の
自分の「位置」に応じた「お題」と言うものが、
「ガッツリ」と有る訳でして、その「お題」とは、
昔の「自分」には到底「クリア」出来ない様な「難題」
が、ちゃんと有るのですよ。
「お題」「難題」というものは「絡まった糸」の様な
ものです。その「絡まった」状態を見ただけで、
「解ける気」がしなくなってしまい、「とりあえず」
「横にしておく」事により、いつの間にか「慢性化」
してしまい、「手の打ち様」も分からなくなります。
結局は「外側」から「丁寧」に一つ一つ「解きほぐす」
しか無いのですが、その作業にいったい「何ヶ月、何年」
掛かるのか？と、「気」が遠くなるのが「人情」って
ものです。そして、あらゆる「道」に「精通」すれば、
する程に「お題」は「複雑」で「時間、月日」を
掛けなければ、いけないものとなります。
ですから、先ず第一に《あれこれ考える前に「無条件」
に「やり切る」覚悟を決める事から始めましょう》
これが、先ずシッカリとしていないと、直ぐ「折れて」
しまいます。やり切る「丹力」は「丹田」に宿ります。
ここに「気合い」を入れて「腹をくくる」のです。
この「力」、「丹力」に関しては、皆、平等なのです。
一見「馬力」が有りそうに見えても、大した事が無い
人は多いですし、逆に「線」は細くても、シッカリと
「腹に据えて」いる人もおられますから「老若男女」
は関係ありません。
この「覚悟」を決める「丹力」に関しては、「体術」
としての「修行」だけで無く「実践」が必要です。
何でもそうですが、「知っている」だけでは何の役にも
立ちません。「経験」の中でないと「培う事」は
出来ない様になっているのですから、とりあえず、
「覚悟」を決めて「やり始める」事が重要になります。
更に、続けてまいりましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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