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我々「氣」を扱うことの出来る「行者」は「極度」の
「集中力」を持ちます。「氣」を大きく作れば「集中力」
は増し「集中力」によって「氣」は「強く」なるのです。
「氣」を持つ為には「諸条件」がありますが、それは
後半に回すとして、どの様な「段階」を得て「集中力」を
コントロールする「術＝すべ」を身に付ければ良いのか？
これの考察を続けましょう。
都会のあらゆる「喧騒」の中でも「妄想、空想」が
「15分以上」可能になれば、次の「段階」に進みます。
今度はまた「静かで、視覚的にも刺激の無い環境」を
用意して、「妄想、空想」をするのですが、その間に
「休憩＝インターバル」を設けます。その時に「雑念」
が浮かばないようにするのですが、その為には「何度も」
くり返した、半分飽きた「妄想、空想」が良いでしょう。
この「休憩」を「妄想10分」の間に「30秒」でも
「挟んでいきます」これを「数回」でも入れれば、
途端に意識は「下がり」「眠く」なります。この「眠気」
を「我慢」するのです。
この「意識下げ」に慣れる事が非常に重要で、「意識」を
「下げる」ということは「眠く」、「眠い」ということは
「何も考えれない状態」を作り、「何も考えれない状態」
とは「無＝無」の状態です。何も考えれない訳ですから、
何も「思わない」。全ての周囲は何も入らず「他人事」。
この状態を作ることにより「心の揺れ」を抑える練習に
なるのです。
この人工的に作った「無」を、今度も少しずつ「喧騒」の
中でも出来るようにしていきます。やがて「妄想、空想」
もワザと飽きる様にして、人工的な「無」に慣れていき
ましょう。更に次は、この人工的な「無」の中で、
何らかの「作業」をします。これは基本的に「読書」でも、
何でも結構ですが「好きな事」で、出来るだけ「刺激」の
「小さな」ものにしてください。それでも何も「思わない」
ことを持続させるのです。そうして人工的な「無我夢中」を
作成してみましょう。これらは、あなたが「本気」に
なれば「２～３ヶ月」でマスターする事が可能です。
次回は、この「技術」をどの様に「実戦」に「活かすか？」
です。
更に、続けてまいります！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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