再解説、創業すること程楽しいものは無い！（創業とは模索と成長、困難と段階、修行と同じ）３

《創業とは模索と成長、困難と段階、修行と同じ》

《では「創業する」事による「相応の利点、メリット」

とは、どこにあるのか？》

まず「第一」に

《「創業する」とは、一人の「人間」としての「修行」

と全く同じ「模索と成長、困難」という「段階の性質」

を含み持っています。》

人としての「全能力」を掛けて挑む「創業」とはまさに

「修行」そのものです。その中には「模索と成長、困難 」

という「全要素」があり、時には「我慢、辛抱」という

「待つ要素」もあり、そして「継続がモノを言う」とい

う「本質」も全て共通しています。この「全能力」を掛

けて

《何十年もの間「営業」を継続し「その道」で「ご飯が

食べれる」という事実から「自信」をまとえば、もう差

して、この「世の中」には「恐れるものは無し」となる

事が出来ます。》

「この世」での一生を「修行」とした時、我々「氣塾」

の「修行」も「直接法」であると自負していますが、そ

れ以外で考えれば「創業する」こと程「直接法」であり、

「人間修行」に成るものは無いと思われます。その他の

大半は「間接法」だと言えるからです。それは時間的に

も、最も「効率的」なものです。更に一つ言えば

《「修行と創業」の「共通点」として、「段階」によっ

て「売り上げ」は成長しますが、「足りない要素」が有

るうちは、そこから決して「段階」が上がることは無い

という「事実」です。》

《つまり「人間的成長」と結果である「売り上げ」が面

白いことに連動しているのです。仮に偶然の売り上げの

成長があっても「人間的成長」が相応でなければ、やは

り「継続は不可能」となります。何処までも「連動」し

ているのです。》

この「連動」は「成長と進化」という変化にも現れます。

個人的な「修行」とは、絶えず学び「成長と進化」を重

ねるものですが、「創業」というものも創業した後の

「起業生存率」を見れば明確です。「1年後 40%」

「5年後 15％」「10年後 6%」「20年後は僅かに0.4%」

《最初は何かのビジネスで上手くいったとしても、その後

に「生存」出来たのは、「成長と進化」そして自らを変化

させる事に「成功した者」だけが許されるのです。》

「修行」や「経営」に「共通」する言葉に

《「現状維持」は退化の始まり》という言葉があります。

これは《「修行」は「無極」》という「修行用語」と同じ

く絶えず「学び」そして「成長進化」して「変化」を重ね

る必要があり、それには「極まり、終結点」は無いという

事を示しています。「現状維持」を含め立ち止まる事も許

されないのが「現実」です。とても大変なことではありま

すが、「考えてみてください！」

《「雇われの身」「会社の歯車」の立場で ここまで自身を

「強制的」にでも「成長」させてくれる「システム」は

他に有りますか？》

もちろん「職人芸」というような「個人修行」の形もあり

ますが、「創業」「経営」となると「他の人達」も関わる

要素が含まれるので、「成長、変化」のスピードは早まる

ことになるのです。私はこの一点だけにおいても

《「創業」ほど「楽しい」ものは無い》と思えるのです。

「ご飯が食べれる」だけではなく、一人間として「成長」

させてくれるのですから、これ以上の事はありません。

「人生を賭ける」だけの意味は有りますよ。

いかがでしょうか？成長するには、現在出来ない何かや

謎、疑問等の「各個人のテーマ」をクリアして、段階を

上がり、また上がった段階での「テーマ」をクリアして

行く、このループを際限無く続けて行く必要があります。

これが唯一の興味を持続させる為のコツだと言えます。

そして創業においては、このループの中で出て来る新た

なアイディアこそが、その後の5年~10年と売り上げを

あげてくれる「種」となる、それが「飯の種」ってやつ

なのです。これが作れないと先の生存率の通りとなるの

ですよ。

更に、続けていきましょう。

「氣塾」代表 木村丈彦