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《修行の果てに身につくもの》11
《内丹法2》
「三段目」の段階とは「内丹法」では「煉気化神」
の「初期段階」です。「陽の氣」をどんどん
「呼吸法」で「煮詰める」段階、例えば「熱湯」で
「小豆」を煮て、ドロドロした「ぜんざい」を
作っていく初期の段階です。このドロドロとした
「氣」は、やがて「粘り気」のある「陽神」へと
なる元になる「氣」です。この「上質」な「氣」を
生み出すには、ひたすら「練る」ことを「繰り返す」
のみですが「武当派」では、
《「行者」本人だけで無く「師」から「上質」な
「氣」を「移植」することを「繰り返す」ことに
より「行期」を圧縮することが「可能」です。》
この「陽神」とは、実は「お餅」の様に自在に
「伸縮」する「魂」そのものと考えて頂くと、
分かりやすいと思います。そもそも「氣」とは、
「魂」から出た「湯気」なのですから、その「湯気」
を集めて、改めて「実体化」すれば元の「水」
すなわち「魂」な訳で、「陽神」とは自己の「魂」を
自在に「距離」と「時間」の概念を超えて「扱える」
ことと、捉えてください。
これを「目指す」のが「三段目」なのですが、
「行者」によっては「気質」が良ければ、ここら辺
から「元神」を元として「安定」した状態を保つ
ことによって「 六通の験」、すなわち「六神通」
にもつながる「能力」や「智恵」を「引き出す」
為の「通じる技法」が身に付き始めます。
「氣塾」として、弟子に教え始めて、そろそろ３年。
最も初期から通ってくれている弟子が、いよいよ
「三段目」を完了します。かなりの「気力」と、
シッカリと練れた「気質」が身につき、単独での
「小悟り」を日常的に引き出すことも出来るように
なってきました。そして「四段目」からは、また
「マスターヨーガ」の「行法」に戻り「陰神」を
再び「磨き」、次の段階
《「陰の氣」と「陽の氣」の「本質的」な学びと
自在な「使い分け」》
に入っていきます。これにより、どのような「人」
や「状況」においても「影響力」を「行使」する
「浸透力」が身につき、一段と「頼もしく」なって
くれると思います。
楽しみですねー！
「氣塾」代表 木村丈彦
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