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《太極内丹理論、道に存在する段階の性質》6
《毎日続ける者には誰も敵わない》
「段階」を得て「歩んで」いく「学び」に対して、
「太極」では以下のような「言葉」があります。
《大きな勉強をするには、大きな代償が必要である。》
優れた 「技術」を学ぶには、それ相応の「覚悟」が
必要です。「技術」というものは、それを「得よう」
とする「人」に「年月」と「誠実さ」を「要求」します。
「年月」とは「忍耐力」であり、「誠実さ」とは「門派」
の「套路＝とうろ」を遵守する「敬意」です。
よって古くから「武芸全般」においても「学ぶに」あたり
《「道教の行」「仏教の法」「儒教の礼」》を持って、
「身を修め」なさい。と言われるのです。
それに対して「真逆」に当たる。「センス」「才能」さえ
あれば、我慢が必要な「修行」なんて「必要ないのでは？」
と言う「意見」が有るのも当然です。しかし何故、
あらゆる「道」と呼ばれるもの達が「数千年」の時を
越えて「受け継がれるのか？」と考えたことがありますか？
「修行」によって得れる「境地」とは、
《恐ろしく「深い」領域にまで「広がる」為に、
人、「一人」の「工夫」のレベルでは、「一生」を
費やしても「時間」が「足りない」のです。》
ですから「我流」でやりたければ、「我流」でも良い
のです。「志半ば」で折れても、その人の「自由」です。
ただし「深い境地」に至れる望みは「持たぬ方が良い」
ということです。何故なら
《「毎日、毎日」続ける者には、誰も「勝てない」
のです。》
で、結局「一生」という「スパン」で物事の「体得」
を考えた時、最終的には「道」の方が「効率」が良く
なるのです。「センス」「感覚」がいかに良くても、
「センス」「感覚」だけに「頼る」者は「自由」
だけに、日々の「積み重ね」を「怠って」しまう
ものです。それに「道」が持つ「生き方」の「指標」
である「哲学」が無いのも、「段階」を進む「人生」
の「分岐点」に立った時に大きな「弱点」となります。
つまり、何かと「迷う」先行きとなるのです。
結局、自分の「人生」と「段階」を考えた時に、いかに
「無駄足」を「踏まない」様にするか？は、
《我が「道」に対しての「誠実さ」と「忍耐力」に
かかってくる》のでしょう。
では、新たな「テーマ」に移りましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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