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《西洋人の魂観》
では「西洋」での「魂の観点」を見てみましょう。
その「死生観」に関しては、これまでのブログに
記処してきたとおり「東洋」での「輪廻転生」の
「死生観」の真逆に当たる「一度きりの人生」と
いう「死生観」が多い西洋の思想ですが、こと
「魂」に関しては諸派によって違いが有ります。
特に「キリスト教」における「魂」とは
《「人間」にとっての「不滅の本質」》と位置
づけており、生前の「生き方」すなわち「善行」
や「神とイエス」への信仰により、その死後に
「報酬か懲罰を受ける」と考えられています。
ただし、それも「旧約聖書」ではなく「新約聖書」
以降の記処であり、多くの「神学者」は初期の影
響者である「アウグスティヌス」の定義する魂論
《「魂」とは、肉体を支配するために適用され、
理性を付与された、特別な実体である。》
という考え方を中心に、その後のキリスト教宗教
哲学者においても「人格性の本質的な構成要素」
「人間身体からも論理的に区別されるだけでなく、
まさに人格そのものである」
という、我々の有する「東洋的な魂論」と比較し
てもあまり差異の無い考え方にあると思われます。
この帰結に関しては、どの角度からも妥当である
と思われます。その生理的な特性から考えても、
まず先に「思いの発生」している「場所」はやは
り「4番チャクラ」すなわち「魂の座」である
「みぞおち=鳩尾」にある訳で、そこから「思い」
が発生し、それを「脳」が認識して「肉体」の各
部位に最終的に伝達して「呼吸」や「心拍数」、
「震え」や「高揚感」等の生理現象として「出力」
又は「帰結」させてる事には間違いは無く、同じ
人間なのですから、場の「東洋、西洋」には関係
の無い事になると言えます。
ただし、ここからが異なります。それは長年にお
いて「キリスト教信者」の各派の中でも論争の種
となっています。それは「死生観」にも関わる問
題で「魂の発生源」「魂の供給源」に関する問題
です。いったい、どうなんでしょう?
いかがでしょうか?まさに「死んだら分かる物事」
だとは言えるものの、誰もが皆「あの世」を経て
から「この世」に降りて来ている訳ですから、我
々一人一人の「魂の中」には「その記憶」が有る
筈だと言える訳で、こういう物事の謎に挑んでい
る我々の作業は、言い方を変えれば「頑張ってそ
れを思い出そうとしている」と言えるのです。
そして、そのシステムを推察して「この世の現象」
に落とし込んでみて、検証している訳なのです。
更に、続けていきましょう!!
「氣塾」代表 木村丈彦
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