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《本物か偽物か？もやがて時間が決めてくれる》
「諸行無常」は「仏教」において、
《「この世」の現実、存在全てが姿も本質も流動変化
するものであり、一瞬と言えども、その存在は同一性
を保持できない。》
つまり「変わらないものは何もない」という「絶対法
則」を示したものですが《「時間」というものは全て
を「消そう」とする性格を持つ。》これは、
更に、その先を示している「法則」だと言えます。
ここで禅的に大切になるのは「へぇーそうなんだー！」
ではなく、「なら、いったい我々は何が可能なのか？」
を「考える頭」を持つ必要が有るのです。
例えば、私が「氣塾」でよく受ける「質問」で
《これが「本物か？」「どうか？」というものが多々
有ります。》
「世の中」には「モノと情報」が溢れています。
それは「モノ、サービス」に限らず「宗教」や我々の
「精神世界のあれこれ」も含めて様々で、中には無責
任で勝手な稚拙な解釈も多々見受けられます。そして、
《それらの大半は「昔から伝わる」「正しい理屈」を
「一部土台」にして「理論構築」がされていますから、
「素人目」で見たら「見分けがつかず」迷わされて
しまう訳です。》
例えば「怪しい信仰宗教」が在ったとしても、その
「理屈」の大半は「仏教」が下敷きですから誰が聞
いてもある程度の「説得力」を持つ訳で、これは
「宗教」に限らず大半の物事に共通しているのです。
でも「本物と偽物」で最終的に「何が異なるのか？」
と問われると、ここでも「人の意思が鍵」となるの
です。つまり極論で言えば、
《最終的に「本物か？どうか？」は「消えるか？」
「消えないか？」です。》
「世間が必要とする本物」なら「大切に残そう！」
とします。その際人の寿命とは僅かに「90年程度」
のものですから「後世」に伝えようとする筈です。
だから消えませんし、仮にそれが「まがいもの」
「偽物」含めた「必要でない」ものなら「残そう！」
とは成りませんから、時と共に「消え去る」運命と
なるでしょう。何故なら、あらゆるものは「人の意
思」でもってのみ「後世に伝えれる」ものなのです
からそれだけ人に「思わせる力」が有るか無いか？
が問われ、
《その「一点のみ」でも「判断は可能」だというこ
となのです。》
いかがでしょうか？
「氣塾」代表 木村丈彦
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