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《古代ウパニシャッドの真髄》7
《ウパニシャッドの語源》
《「古式マスターヨーガ」の「中心概念」は「体現」
と「融合」にあります。》それは「ウパニシャッド」
における「同一視観」そのものです。「智は力なり」
の言葉のとおり、あるものを「知る」ことにより、
そのものと「同化」して、そのものの「力、特性」を
得る。すなわち《知ることとは、なること》であり、
それに「生きる」ことですから「体現」と「融合」
なのです。それは、やがて「宇宙原理」との「接触」
を目指し、「融合」し「自在」なる「境地」を目指す
ことに「つながる」のです。ですから「他の人」からの
「影響」を「恐れて」いる様では駄目で、それを
乗り越えて「取り込む」位の「気概」と「器量」が
必要になるのです。そして《全ては「トンレン」から
始まるのです。》
「ウパニシャッド」の「語源」に関しては、「諸説」
あります。一般的には「ウパ＝近く」「二＝下に」
「シャッド＝座す」。つまり「師匠」の周りを「弟子」
が「座して」説法を聞く。と言う「近座」を示すと
言う説がありますが、私が「ラニー師」より聞いた
「説」は、やはり「ウパニシャッド」の「真髄」で
ある「ウパース＝念想、瞑想」の意味が中心になり、
「ウパ＝念想」を「二＝目的」とした「シャッド＝
座法」とする方が、行者としても「しっくり」くる
様に思えます。
「ウパニシャッド」とは、壮大な「創造神話」です。
今後の「テーマ」においてご紹介いたしますが、
「108ウパニシャッド」の言葉のとおり、数千年に
渡り造られ続け、新しいものでは「近代」にまで
至っています。「ウパニシャッド」は、他の国々の
「文化」とは異なり「呪術的」な「思考」と「技法」
を「究極」に煮詰めて、「神秘的」な「事実」を
突き止めた上で、その「結果」として「哲学的法則」
に「至った」と、いうことなのです。
いったい、それは、どの様なことなのでしょう？
「氣塾」代表 木村丈彦
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