再解説「瞑想」とは「遮断」して「ズラす」技術（ここで「老化」に付いて考えてみる）８

《ここで「老化」に付いて考えてみる》

《「歳をとる」ということは、どういうことなのでし

ょうか？》

誰しも歳をとりたくはないですし、誰しも老いたくは

ありません。でも人は誰しもが「歳をとり、老います」

「老化現象」とは「加齢」に伴い、個々の「細胞」や

「臓器」に変化が起こり、その「肉体」自体に変化が

起こります。それにより「機能面」や「外見」も変化

するのが「老化」というものです。「あなた」が

「いや、まだまだ」と思ったにしても、既に「40代」

から「老化」は進んでいて、そうは言っても「身体の

所々」に「不具合」や「痛み」があり、それと共に

「生きる」のが「老後」というものです。

私もまだ「50代」でもそんなに「老けこむ」歳では

ありませんが、「氣塾」において参加されている

《「シニア」の方々との「氣の交流」を重ねていく内

に「歳をとる」「老いる」というものが、単純に「機

能が低下」するだけではなく、そこから来る「有利な

利点」が「多数存在」している事に、気が付いてくる

様にもなってきたのです。》

《つまり、それが「歳をとる」事により「見える景色」

が「変わる」ということなのですが、そこには「瞑想

技術」の「観点」からすれば、非常に「有利な点」が

「増える」という事実が多々あったのです。》

「考えてみてください！」「老化現象」とは「何か？」

と言うと、人は「成長期 」「成熟期」を越えた途端に

「老化」は始まります。もちろん、そのスピードには

「個人差」がありますが、「肉体的」には「活性酸素」

により起きる「肉体の錆」であり、「脳神経系」「心

血管系」「呼吸器系」「消化器系」「腎泌尿器系」

「骨格系」全てにおいて「老化」は進行しますが、こ

こに特筆すべきは「各感覚系の老化 」だと言えます。

つまり「外部からの刺激」に対しての「視覚」「聴覚」

「嗅覚」「味覚」「触覚」全てが「感知し難くなる」

と言うことです。それは「見えない」「聞こえない」

「臭えない」「味わえない」「感じられない」という

「当たり前」の事ではあります。でも、ここ迄をよく

考えてみると、

《人は「若いから」外部からの「刺激」に対してそれ

を「感知、キャッチ」して、いちいち「ピント」を合

わせてしまう、合わせないと「怖い」訳で、そもそも

外部からの「刺激を感知」出来なければ「怖くはない」

という事になります。》

「若い人達」から見れば「お年寄り」があらゆる場面

で「危なっかしく」見えるとは思いますが、それは

「外部刺激」をあまり「感知」していないので「怖く

ない」のが本当の所なのです。つまり「感知していな

い」ということは感覚的に「ピントがズレて」いるこ

とでもあります。これを総合的に捉えると

《「歳をとる」という事は「この世」から「フェード

アウト」する、と捉えることが出来るのです》

「この世」から「フェードアウト」するとは、どの様

なことなのでしょう？つまり

《「この世」から「ズレて」「あの世」に「近づく」

と言えるのではないでしょうか？》

いかがでしょうか？人にとって「若いこと」とは何か

とあらゆる物事が「怖いこと」であり、「歳をとるこ

と」とは「怖くなくなること」だったのです。若い人

とはこの世に「歯車」がキッチリと噛み合い過ぎて、

なかなか上手く自由に現象が作れない。ある程度に歳

を取れば、上手く「歯車」に「遊び」が出来て、それ

が物事を上手く作るきっかけとなる。結局「若いうち」　

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