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《周天法の謎》1
《大周天、小周天》
質問が溜まっていまして、今回は「仙術、内丹法」に
関する質問です。
「私は、本などの独学で「仙術」を10年程続けています。
その間に、多少の「気感」は採れるようになりました。
目標は、もちろん「周天法」なのですが、「周天法」とは
どの様なものと考えればよろしいでしょうか？」
ほう！良い質問です。「仙道」や「仙術」に関する「指南書」
や「解説」は見かける事が有りますが、確かに「肝心」の
「周天法」に関しての「確信的」な記述を見たことは、私も
ありません。なぜなら「門派」に入門する事が、実質困難
だからです。現在「武当山＝ウーダンシャン」は「世界遺産」
に認定された為、「観光」で入山することは女性でも可能に
なりましたが、中国政府は、これら全てを「国の宝」として
いますので「一日体験入門」は有りますが、正式に「道教」
への入信を含めた「門派」への入門は実質的に困難なのです。
その意味でも、私が「老師」に出会えたのは、本当に「幸運」
でした。ですから「曲げずに伝える」のが「義務」であり、
恩返しだと認識しております。
そこで、改めて言及させて頂きますと「周天法」や「陽神」
が、あたかも、至る事が無理な「伝説」のように、語られて
いることが多く有りますが、これらは、あくまで実質的に
「存在」する「技法」です。ただし、幾つかの「条件」が
伴いますし、更には「コツ」と言うべき「妙法」と「手順」
「段階」があります。その全てをブログで明かす訳には
いきませんが、いくつかは解説いたします。
まず、体内の主だった「気脈」「奇経」が通じていて、
「内圧」を満たすだけの「陽の気」の養生が出来ていないと
いけません。これは、全ての「チャクラ」「経絡」が
既に「活性化」していて「制御下」にある事を示します。
そして、これらを「自在」に動かせる為の「調息法」を
含めた各種の「呼吸法」を「体得」していなければ、
当然、何も出来ないと、言えるのです。
「周天法」の為の条件、更に続きます。
「氣塾」代表 木村丈彦
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