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《精神世界の不可思議さ》6
《1800年代の芸術家2》
1800年代 後半の印象派の画家「セザンヌ」も
ある意味「特異」であり「天才的」な人ではないで
しょうか?。彼の作品は一般的にも「難解」とされたり
します。1860年代の初期の作品は「ドラクロワ」の影響を
受け、ロマン主義的な作品が多かったのですが、1870年代
ピサロとの出会いを機に「印象主義」の技法を習得、
やがて「モネ」や「ドガ」らと共に「印象派のメンバー」の
一員として活動しますが、70年代後半頃には印象派の主張に
不満を持ち、「セザンヌ」独特の規則的な筆触を用いて
対象物を再構築する手法は80年代より出てきます。
サロンでの落選が続いた「セザンヌ」の初入選は彼が43歳の
時でしたが、ここから独特の「哲学論」が展開されていきます。
「私は毎日進歩しつつある、私の本領はこれだけだ」
全ての作品に対して「未完成」と自ら評し、全てを「否定」して
「組み立て直す」ベルナールの『回想のセザンヌ』の中にも
数々の考えが出てきます。同時代の画家達に対しても
「ピサロは自然に肉薄した、ルノワールはパリの女性を創った、
モネは一種のヴィジョンを与えてくれた、外には取立云うほどの
者はいない」
と評しています。後期の「セザンヌ」はルノワール以上に、
書く対象の「本質」を表現するのにこだわりました。それは
対象の形態を読み取り、再構築する為に、必要部分を加えたり、
あるいは不必要な部分を削り取る。特殊な作業を要しており、
書いていた静物画を完成させるまでに花は枯れ、りんごが
腐ってしまうことは度々であった。という有名な逸話が残って
います。その「難解」とされる作風の由縁として、通常の
伝統的絵画の手法として、事物は固定された単一の視点から
眺められた「線遠近法」により表現しますが「セザンヌ」の
作品では、複数の異なった視点からのモチーフが同一画面に
描き込まれモチーフの形態は「単純化」あるいは「デフォルメ」
されているのです。彼の「分解」して「再構築」する表現法は、
後の「ピカソ」によって発展した「キュビズム」の元になって
いきます。後の「エミール・ベルナール」に宛てた書簡に
出てくる有名な「フレーズ」に、
《自然を円筒、球、円錐によって扱いなさい》
《眼は形態を歪め、精神は形態を作る》
というものがあります。彼もまた画家でありながら「哲学家」
でもあり、独自の「禅」の中に「悟り」を得た「修行者」で
あったに違いありません。
「氣塾」代表 木村丈彦
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