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「クリエイター」としての「やなせたかし 氏」が、
「それいけ！アンパンマン」によって、世に知られた時
既に彼は「70代」を迎えようとしていました。そこから
「94歳」で亡くなるまでの24年、「糖尿病」「心臓病」
「膀胱がん」等の「病魔」と戦いながらも「日本漫画家
協会」の「会長」や「震災復興活動」に尽力します。
「元気」で「楽天的」、笑顔を絶やさない誰もが愛する
「子供向け」である筈の「アンパンマン」のキャラクター
には、《実は「戦中、戦後」の「食糧難」の時代を生き
抜いた、「やなせたかし」ならではの「正義論」と
「哲学」が表されているのです。》
当時の彼は「食べ物が向こうからやって来れば良いのに」
と願っていました。
《本当の「正義」というものは、決して格好の良いもの
ではないし、そして、その為に自分も深く「傷付く」
ものである。》
《究極の「正義」とは、ひもじい人に食べ物を与える
ことである。》
この「哲学」が《困っている人に、食べ物を届ける
「ヒーロー」》としての「アンパンマン」に具現化
されたのです。「どうですか？」これらの「事実」を
知ってしまうと、「どうせ、子供向け」とは言えなく
なるでしょうし、「一目置く」見方になると思います。
それが「やなせたかし 氏」の「哲学」ですし、
「日本国民的」皆に「愛される、理由」になるのです。
「晩年」になっても、明確な受け答えから周囲からは
健康そうに見えていた彼ですが、「死期」を明確に
認識していた様で、「来年までには俺は死ぬんだよね、
朝起きる度に体が衰弱していくのが分かるんだよね。」
「まだ死にたくねえよ、ようやく面白いところにきた
のに、俺は何で死ななくちゃいけないんだよ」と言う
発言は、繰り返し放送され、まだまだ「やるべきこと」
は残されているようでした。
《静かに終わる筈だった人生が、晩年になって急に
慌ただしくなった。》
「70代」から始まる「人生」もあるものなのです。
私も含めて、皆さんも「ボーッと」してる場合では
ないのですよ。
「死ぬまで、一生懸命！」勉強になりますね。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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