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《氣塾システム 上》
「氣塾」での「修行の目的」は、陰陽双方の「太
極」に位置する「氣」の体得です。
「氣」には「陰の氣」「陽の氣」の「太極的要素」
があります。その両方を起きる物事に応じて使い
分ける事により、全ての物事に対応出来るのです。
「陰の氣」は「マスターヨーガ」により養います。
「陰の氣」は「ヨーガの本質」の通り「自己精神」
を操るのに非常に役立ちます。また「陰の氣」は
「水の性質」の如く、「生きる」ことでの「基礎」
であり、「身体」「精神」両方を「健全に保とう」
とする「力」を強力に持っています。その目的と
は、「自己の精神」を「自在に変化」させる事に
よって、周囲の環境や人々を「変化」させ、それ
により起きる「現象」を「思う方向に変化」させ
ることにあります。
もう一方の「陽の氣」は「太極内丹法」で養いま
す。「マスターヨーガ」で先に「陰の氣」を養生
し、それに専用の「火の呼吸」により「火」を着け
ます、これにより本来「内丹」で１０年以上かかる、
困難な初期段階、「練己築基」を一年弱にする事を
可能としています。「陽の氣」は「己」だけで無く、
「他」に作用します。「陰の氣」を身に付けた強者
も「湯の性質」、すなわち「熱」を持つ「陽」の性
質からの「熱の伝場の影響力」からは逃れられませ
ん。歴代の「皇帝」が身に付けようとした「内丹」
は、圧倒的な「他への影響力」がその理由です。
「自己」と「他」その「両極」を使い分けることに
より、「意の通りの現象」を引き出すのが「氣塾」
での「修行法の主眼」であり目的です。
どちらか一方では無く「両極」を持ち合わせる事は
「車の両輪」と同じく「現象化」の為には不可欠で
あると私は思います。
なぜなら「一つの選択肢」から「二つの選択肢」に
なって、「人」は初めて物事を「俯瞰」して「心を
揺らさず」冷静に選択することが可能になるのです
から。これも大事な「妙法」の一つです。
いかがでしょうか？通常、陰か陽どちらかの素養し
か持っていない「一人の人」がこの「陰陽の両極」
の資質を獲得して、目の前の現象困難に応じて使い
分ける能力つまり「徳質」を得ようというのが、
「儒教の真髄、中心哲学」である「中庸の徳」です。
「氣塾」には、この「陰陽の和合」を完成させる為
の様々な段階が存在しています。これは、この世の
中において、様々な困難を乗り切り成長する為には
「必須の徳質」だと言えるのです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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