再解説、真逆思想「夢」なんて無いんですけど？（冷めた思考、そもそも未来は不確定だから）１

《真逆思想「夢」なんて無いんですけど？》

《冷めた思考、そもそも未来は不確定だから》

今回のテーマは、普段の「氣塾ブログ」の「真逆」

に当たるものです。当ブログの読者さんからすれば、

非常に違和感をもたらすものになるかもしれません。

《普段の私は「より良く成りたい！」という、ある

意味「やる気」に溢れた人達に「囲まれて」生活を

しています。》

もちろん「パワフルな人」も居れば、現在精神的に

病んでいて、そこから「元に戻ろう！」としている

人達ですから「ベクトル」としては「前向き」です。

《そもそも「氣塾の技術」とは、古来から伝わる

「支配者」や「経営者、リーダー」等の人達が自ら

の「意思＝気力」を強化する事により、自らの意思

により「思いのままの現実」を「作り出す為の技術」

だと言えるのです。》

《何故なら、度々言及している通り「この世」では、

「意志力」「思念力」が全て、だからです。》

それらを半ば強引にでも何とかするのが「氣塾」だ

と自負もしています。そこに「一つのご質問」を受

けました。若いこれからの「学生さん」からのもの

ですが、それは「いまどき」と言いますか、何とも

「氣塾の価値観」からすると「真逆の価値観」でそ

れ故に「返答」に困るものでした。それは、

《「夢」なんて、無いんですけど、要りますか？》

という要約するとシンプルなものでした。これを、

「冷めた」心境で取ると、酷く「絶望的」な単純に

「先行きの見えない」不安げなものに受け取れるの

ですが、文章から受ける「気の力と性質」からは決

してそんな「悲観的」なものでも無く、

《「先行き」はどの様なものになるのか、予想がつ

かないものなのだから、敢えてそれを「固定化」し

て「可能性」を「狭める」事にも成りかねない「夢」

を持つ必要が有るのだろうか？》

という「ニュアンス」のものなのでした。ある意味

「哲学的」には「なるほど」なものです。そこで私

はこの立場に立って「思考」を展開してみました。

《「夢」なんて無いんですけど、要りますか？》の

思想の根拠は「未来は不確定」で絶えず「揺れ動い

て」いるところにあります。これは「何かに成りた

い」「何かを得たい」というターゲットを設定した

時、それに至る為には、必ず「必要な要素と経験」

が存在する訳で、「スタート時」においては誰もが

「足りないモノ」が有るからなのです。よって、

《その「足りないモノ」に「気づいて」「足していく」

という「作業、歩み」を進めば必然的に「不確定要素」

は「減少」して「揺らぎ」は収まり、目標、目的は明確

になり「獲得」することが可能になる。》

というものです。「夢を敢えて持つ必要が有るのか？」

と言う「立ち位置」は、

《自らの内にある「目的」ではなく、その外にある

「偶然性」にあえて「身を委ねる」方がひょっとして

幸せになるんじゃないのー？》

という考え方なのだと言えるのです。これはこれで

《「真逆」もまた「真なり」》なのですよ。

更に「思考」を「循環」させていきましょう！！

いかがでしょう？《夢なんて持つ必要があるのか？》

これは、我々のこの世の中が多分に「偶然性」により

支配されていて、不確定要素が多い中で、そうである

のならば、あえてその「偶然性」に身を任せた方が良

いのではないか？という思想とも言えます。これは、

完全に我々と真逆の発想だと言えますし「真逆もまた

然り」で理屈は通るのですよね？でも、そこでこれを

解く「鍵」となるのは、その「偶然性」に対して如何

に挑むか？という姿勢になります。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦