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「この世」とは、あらゆる「局面」によって「修行」が
待ち構えているもので、その「局面」に至らなければ、
「見えない」ものが多いのです。そして、あらゆる
「修行」によって得た「技術」と、その為の「気力」とは、
次々と「後達」たちに「受け継ぐ」べきものなのです。
それは、「力の公共性」という観点、すなわち
《「他の人」の役に立ってこそ「力」》というだけでは
ありません。何故か？それは、
《「自分自身」の為でもあるのです。》
そこは、「この世」と「あの世」に共通する一つの
「法則」によって決まっています。
「力」や「技法」「知恵」とは「先天的」に「受け継ぐべき」
ものなのです。それは「力」や「技法」「知恵」を
持つ者の「責務」であると、しばしば説かれます。
何故なら、「後達」に「受け継いで」貰えるように
する為には、「先達」は、様々な「努力」を強いられます。
人とは「様々」ですから「一つの技術」や「事実」を
伝え、納得して貰う為には、様々な「例え」が必要です。
その為に「伝える側」は、一つの「物事」を様々な
「角度」から「検証」する必要があります。それを
自身が理解していても、様々な人達への理解の「道」を
模索する必要があるからです。
しかし「これが、良い事なのです」。
あらゆる「修行」の世界において「行者」が「知るべき」
「物事」とは、ちゃんと「共通」しており、その「順序」
さえ、似通っています。これは、しばしば「登るべき山」
に例えられますが、一つの山の「山頂」までには、
沢山の「登るルート」すなわち「登り方」がありますが、
「どの道筋」を登って「山頂」に至っても「良い」のです。
「道筋」とは、現代でも残る「道」を付けるに「相応しい」
もの、例えば「信仰」「武道」「華道」「茶道」「書道」
などです。それらを「人生を掛けて」登る、「登り方」とは
「百人百様」である。ということです。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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