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「天職」というものは、その「仕事」が「好きか？」
「嫌いか？」ではなく、「誰かに、細かく教えられなくても」
「技術、感覚、発想」において、その「仕事」に関する「本質」
を「洞察」して「悟る」事が可能な「職業」と言えるのです。
それは、ある種の「職人的」な「性質」を持ち、短時間での
「技術向上」を可能としています。それにより「向上」する
ことは「クオリティ」つまり「完成度」です。これは「職業」
ですから、「お客様」や「会社」に対して渡す「仕事」の
「結果」の「クオリティ」が「自発的」に上げれるのです。
そこで、「仕事」の「本質」とは「何か？」となりますと、
《徹底的な「他利」の追求の中に「自利」を生み出すこと。》
と私は思います。「夏目漱石」は下記の様に説いています。
《「職業」というものは、要するに、人のためにするものだ。
ということに、どうしても根本義を置かなくてはなりません。
人のためにする結果が、己のためになるのだから、元は
どうしても「他人本位」になる。すでに「他人本位」である
からには、種類の選択分量の多少すべて、「他を目安」にして
「働か」なければならない。「夏目漱石」》
これらは「動かし」難い「真理」です。「天職」というのは、
その「職業分野」に関する「上記」の「本質」が「感覚的」
にも「理論的」にも「理解」出来て、それに合わせた「仕事」
の「クオリティ」の「追求」が「自発的」に「可能」だと
いうことです。よって、次に来るのは、
《この「能力」が「あなた」にとって「どの分野」に「存在」
するのか「探しましょう！」。》
ということになります。いいですか？ここで大事なのは、
「あなた」にとって、どの「職業」なら上手くできるのか？
とするから「天職」は、なかなか「見つからない」のであって
どこまでも「他人本位」なのですから、《どの「職業」なら
「お客目線」になった時に、何が「喜ばれる」のか？また、
次は「何を、欲されるのか？」を「分かること」が出来る。》
この方が「天職」の「素質」を「見極める」のには「近道」
になります。つまり「何なら、他の人に喜ばれるのか？」
「世の中の役に立つのか？」という「目線」で「見る」
「探す」ことから始めましょう！！
「夏目漱石」は、こうも言っています。
《おのれの進むべき「道」があった！ようやく掘り当てた！
こういう「感投詩」を心の底から叫び出される時、
あなたがたは初めて、心を安んずることができるでしょう。》
一丁、頑張って「掘り当て」ましょう！！
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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