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「転機」には「予兆」をもたらしてくれるものと、
ある日「突然」にやって来るものがあります。
ここ迄は「予兆」を持つものについて、お話しして
きましたが、これは「まだ、良いのです」。幾許かの
「考える、余地」が有りますから、何かと「不具合」の
無いように、「思いの方向」に「修正」していく余地が
有ります。しかし、ある日「突如」に襲って来る「転機」
の場合、単純な「チャンス」ならば「喜ばしい」のですが、
その「大半」は「切迫」した「困難」が多いのです。
「それは、何故か？」、それは《「現状の不完全性」が
もたらす「転機」だからです。》つまり、その「大半」は
本来なら「こうありたい」「こうあるべき」物事であっても
「時期尚早」又は「準備不足」であるが故に、「とりあえず」
の「時間稼ぎ」で「応急的」に「処理」をした物事が、
「時間の変化」によって「支えれなく」なってしまい、その
「現象」が、一気に「崩れて」「表面化」するのです。
つまり、やがて「そうなる」のは、薄々「分かっていた」
筈のことなのです。そして、この様な物事は往々にして、
「他人依存」により起こります。当然の事ですが、本来、
「自分」が「整えて」、「自分」が「面倒」を見るべき
事柄を「他人のふんどし」を借りてやっていたのですから、
いずれは「そうなる」訳で、これ迄に「是正」する「時間」
と「チャンス」は、いくらでも有った筈です。こうなると
例えそれが「不完全」であっても、既に「崩壊」したの
ですから、「根本的」な「組み立て直し」を迫られます。
つまり「予兆」を含んでいる「転機」とは、まだ「ゆとり」
が有って、やがて来るであろう、「不完全」故の「崩壊」を
「今のうち」に「是正せよ！」という「チャンス」なのです。
その為の「予感」とは「幾度」も有った筈です。もちろん
この「予感」とは、その「人」の背負う「責任」と「影響力」
の「差」によっても「個人差」はあるでしょうが、
「責任」を持つのであれば、この「予感」に対して「鈍感」
なのは、「責任者」である「資格は無い」と言えるのでは
ないでしょうか？、何故なら「誰のせい」でもなく、それは
全てあなた、「自分自身のせい」なのですから。
次回は「まとめ」に移りましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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