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《新型宇宙船オリオンの存在》
「神様」は人間達を、どうも「地球から出したくない」
ようです。「宇宙滞在」の前途は実際は多難で、
「宇宙飛行士の生命」に対しては、非常に「リスキー
な要因」がいくつも発見され、毎度「科学者」は警鐘を
鳴らすのですが、当の「ＮＡＳＡ」は「楽観的」な姿勢
を崩しません。まあ、これにはいくつかの理由があるの
です。「第一は予算」「第二は宇宙飛行士」です。
「ＮＡＳＡ」が発表した「火星探査計画」には「スペー
スシャトル」の後継機となる「オリオン新型宇宙船」が
使用されます。「オリオン」は「ＳＬＳ」と呼ばれる新
型の「打ち上げロケット」であり、これらの新装備によ
り「火星探査計画」は実施されますが、
《これらだけでも「莫大」な「予算」を必要とします。》
そして、もう一つの「理由」は
《「宇宙飛行士」の殆んどが「軍出身者」なのです。》
つまりは、こういう事です。そもそも「組織的命令」に
従順な彼らは、「候補者」となると「メディア対応」や
「内部機密情報」の遵守、そして指示に従い「宇宙開発
推進」そして「ＮＡＳＡ」の活動が「いかに素晴らしい
か」という「ＮＡＳＡ側の立場」に立っての考え方と表
現法において、厳しい「トレーニング」を受ける訳です。
もちろん「軍出身」の彼らは皆「宇宙に行きたい」訳で、
これらの命令に「従えない者」には、そのチャンスは与
えられないことになるのですから、「人柱的な危険性」
にも従順にもなるのです。更には「ＮＡＳＡ側」からし
ても、この莫大になる「予算獲得」はあくまで「議会の
承認」が有ってこそですから、「リスク的」なものに対
しても、立場的に反応は薄くなってしまう訳です。
でも、そんな立場の「宇宙飛行士達」の誰もが
《「火星」よりも、再び「月」だろ！》と考えているの
でしょうが、もちろんそんな意見は表面化することは、
有り得ないでしょうし、「火星探査の合言葉」で獲得し
た「予算」ですから、その「計画」は今更「後戻り」出
来ないのが、実際なのだと思われます。
いかがでしょうか？
「氣塾」代表 木村丈彦
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