再解説「タイムトラベル」は可能なのか？の検証（既に確定している過去と揺れ動く未来では違う話）４

《既に確定している過去と揺れ動く未来では違う話》

《我々の「未来」は絶えず「揺れ動いている」のです》

「タイムマシン」「タイムスリップ」において「未来」

が「過去」と同列に語れないのは、元を正すとそこに

あります。

《つまり「過去は既に確定事項」そして「未来は絶え

ず不確定」ですから世界観が全く違うのです。》

《何故なら「神様」が「この世」には「絶対」という

ものを「作らず」絶えず、いつの世においても「数パ
ーセント」の「偶然」とか「奇跡」「厄災」という

「稀」な出来事が「起きる余地」つまり「不確定な揺

らぎ」を「設けている」からなのです。》

ですから、仮に「未来人」が来て、これからこうする

事により「幸せな世の中」になる！と言われて、その

通りにしたとしても、その「偶然の揺らぎ」のせいで

全く「その通りに成る」確証は無く、確率的にほぼ無

理だと言えます。　

《つまり、仮に「未来から来て過去を変えよう」とし

ても、その「偶然の揺らぎ」により「偶発的」に何が

起きるのか？は「不確定」となりますから、その様な

「意図的な時空間と出来事の操作」自体が誰かの「思

い通り」になど出来る訳はなく、「実は無意味」だと

言うことになります。》

これは「地震予知」も同じくです。地中で起きる「大

規模な崖崩れ」を「地震」だとした時、その我々の見

えている範疇の「崖崩れ」でさえ「予測できない」の

に「地中奥深い」見えない世界の「地震」なんて予知

できる訳もないのは明白ですよね？毎年「豪雨災害で

の崖崩れ」で何人もの方々が怪我をされたり　

命を落とすのですから、せめて見える範疇の「崖崩れ」

だけでも「予期」して優先的に防ぐ方が先決ですよね。

少し話が逸れましたが、ここで振り返ってみてください。

《何故、我々のご先祖や知り合いが「幽霊」で現れても

「何もできない」「大したメッセージ」も言わない、

言えないのか？という事です。》

全ては、我々も「あの世」に戻れば「紐解ける」のでし

ょうが、そこには「この世」に「影響を与えてはいけな

い」又は「影響を与えたとして、今は良くても実は無意

味」である、という「真理」が潜んでいるからそうなの

かも知れませんし、そこには「1分以内に戻るルール」

が有るのかも知れません。でも、私は「この世」に居な

がらそれを「解きたい」思っています。

でも、最後に「予言、予見」は全く「不可能なのか？」

と聞かれますと、全く「不可能ではない」と答えます。

それは、私の場合、ここから先の「約束の多さと重さ」

で測れるのです。

いかがでしょうか？あの世というこの世より高次元の

世界を論じる時「あらゆる測れる概念」は通用しなく

なりますが、それは「時間概念」においても同じで、

《今が有っての、過去と未来》この「今の概念」でさ

え無意味になると考えなければいけません。となると

確定している過去と、不確定で揺れ動く未来でさえも

「この世目線」と取らなければいけなくなります。

《同一時間軸上での次元においては、今が無くなる事

は同時に未来も確定している事も意味している可能性

が生じて来るのです。》

もっともっとイメージを跳躍させなければいけません。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦