再解説「人生とは本来楽しいものである」の哲学的検証（あの世は想定だからスリルが無い）７

《あの世は想定だからスリルが無い》

《「あの世」に戻った我々は、自らの「思考力と想像

力」で「やりたかった事」を「やりたいだけ」

いくらでも「やり続ける」事が出来ます。》

でも「知らなかった事」は知らない訳で、そこは想像

力で何とかフォローする「緩く淡い世界」になります。

「想定の範囲内」とは難儀なもので、崖に立って落ち

ても「死なない」訳で、「スーパーカー」を時速300

キロでぶっ飛ばしても「事故」をしない訳で、三日三

晩食べ続けも「満腹死」しないのです。

《「死ぬかもしれない？」が無い世界とは、何処まで

も「現実味」の無い世界なのです。》

でも、これが「この世」と「あの世」の決定的な「差」

になるのです。まあ、これが「天国」と言われる由縁

なのでしょうが、

《「あなた」はいくら「やりたかった事」を出来ると

しても、この「環境」を「何百年と続けれますか？」

僅か「数年」で「飽きて」しまいますよね？》

これを前提として「あの世目線」で「この世」を見て

みてください。そう、「テーマパーク」を「外から」

見るような「目線」です。

《「崖の間際」で恐怖で「ヒーヒー」と叫んでいても、

「300キロ」のスリルで「冷や汗」！をかいていても、

「食べ過ぎ」で苦しんでいても、全てが「リアル」に

写り、あらゆる「苦労」「苦難」でさえ「あの世」

には無く、全てが「羨ましく」見える筈です。》

そもそも「この世」に「何の為に」「何をする為に」

「あなた」は降りて来たのでしょうか？

《あらゆる「考え得る事」を「経験」する為に降り

て来た筈ではなかったのですか？》

《つまり「この世」の「死ぬ間際」と「あの世」で

の「人の後悔」は「同じこと」なのです。

それはやらなかった事を「やっておけば良かった！」

と言う「後悔の思い」です。》

仮に、それが「失敗に終わっても」「成功に終わっ

ても」「結果を知る」ことにより「人生は句読点」

が打てます。

《人は仮にそれが「失敗」しとしても知った方が

納得出来る訳で「良いか、悪いか」の「結果を知ら

ずに」終わった事の方が後悔が残るものなのです。》

「結果を知らない」という事は「経験してない」と

言うことです。そこから「○○してたら、○○して

れば」と言う「たら、れば」は生まれます。

人はあらゆる「考え得る一生」を過ごす為に「輪廻

転成」を重ねるのです。だから「経験しない」とい

う事は、その「目的性に背き」最も「後悔する」こ

とだと言うことなのです。

《それは、仮に「失敗」に終わったとしても、とい

うことです。人は「結末」を知らない事の方が、

最も「嫌」なことなのです。》

いかがでしょうか？「結末」を知らずに終わるとい

う事は、最も楽しみにしていた「本」を読み終わら

ずに本を閉じたという事です。それも自分の人生に

付いての本なのに、閉じてしまうって、絶対後悔す

ると思うのです。皆さんもそうですよね？

私はそんな思いだけはしたくはないので、この言葉

を何時も頭に置いています《人生は一つ一つにケリ

を付けて行かねばならない。》これを厳守してます。

更に、続けていきましょう！！

「氣塾」代表 木村丈彦