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「手なずける」とは、例えば「動物」で言えば、
「懐く＝なつく」様にすることですし、それが
《「人」であれば、「面倒をよくみる」ことにより
「味方」に付けることを表しています。》
「あなた」の「心」が「いざという時」に「あなた」
の言うことを「聞いてくれない」なら、それは、
普段、「あなた」は「自分の心」の「面倒」を見て
いないと言うことです。「放って」いるのですから
それは仕方の無いことです。
《「手なずける」とは「常日頃」から「面倒を見る」
と言う「根気さ」を要求されます。つまりは、その
「対象」との「絶対的」な「信用」を作ることです》
この場合「対象」とは「あなた」の「精神」ですから
《「あなた」の「精神」に対しての「信用」、
つまりは「自信」となります。》
「いざという時」に「心」が「平然」としていること
です。それは「精神」が「安定」していて、「湖面」
に「波」が立っていない様な、「エネルギー的」にも
「波立ちの無い」状態を示しています。
あらゆる「修行」において、《「無」や「空」を作れ》
と言われますが、それは、この「状態」の「延長線上」
にあります。「怒り」「悲しみ」「楽しみ」「恨み」
などの「感情」は、「精神＝気」の「エネルギー」が
「波立っている」状態です。
《これらを「静める」為に「呼吸法」が存在します。》
「強制的」なものを含めて「静める」為の「呼吸法」は
いくつか存在しますが、その内、最も世界的にも「有名」
なものが「深呼吸＝しんふぉしー」です。
「なんだ！深呼吸かー？」って思いましたか？
《でも、「あなた方」の場合「深呼吸」と言っても、
せいぜい「三度」繰り返す程度のものではないですか？
だから、大して「効かない」のです。》
「常日頃」に「言い聞かせ」もしてない訳ですし、
「世話」も「面倒」も見ていません。そんな「あなた」
が「二、三度」命令した程度で「言うこと」を聞いて
くれる訳ありませんよね？
「なら、どうするか？」です。
更に、続けていきましょう！！
「氣塾」代表 木村丈彦
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