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《氣塾で感じられる氣の世界》5
《警戒と身構え》
通常の「氣塾」のレッスンにおいては、私と「一対一」
で「個人」なり「遠隔」にて「氣」を「強化」していく
のですが、イベントでの「氣塾」では、そんな「生徒さん達」
が集まって、互いに「氣」を通し合い、相手の「気質」を
読み取る「トンレン行法」を必ず行います。これは、毎回
私から「通気施術」を受けている為に、私からの「氣」には
「慣れて」しまっていて、家族の「氣」と同様に「違和感」を
感じ取る事が出来ません。更にはレッスン中、私が出す「氣」
には「感情の波」が有りませんから、尚更に「違和感」は
無い為、他の生徒さん達と「氣」を通し合う事により、
「氣」の、その場その場の「違い」や「個性」を感じ取って
「学んで」頂くのです。
イベント「氣塾」のような「場」においては、各生徒さん達の
「個性」が「明確」になります。やはり体力で勝る「男性」
の場合、生徒さん同士の「トンレン」になると、相手に自分の
「氣」を「分からせよう！」「影響を与えよう！」として、
どおしても「呼吸」に「力身」が入ってしまうようです。
しかし「通気」において、この様に「明確」に「意図」が
入ってしまうと、相手の「違和感」は「大きく」なり、
「不快」な方向に入ってしまう為、相手に「警戒」と
「身構え」が生じます。この「身構え」は同時に「影響」
を減らす為の気脈の「閉塞」と「萎縮」を起こします。
そして「施術者」が「力めば力む程」、相手の「気脈」は
「閉まり」、「影響」を与えることが出来なくなってしまい
「空回り」を起こすのです。なら、どうするべきか？。
互いに「リラックス」する事が大事ですし、相手に
「リラックス」してもらわなければなりません。「警戒」
や「身構え」を会話により「解いて」いき、「隙＝スキ」
を作るのです。それこそ相手が「笑って」しまえば、
「隙だらけ」になりますから、相手はこちらの「氣」を
無条件に「受け入れて」しまい、「影響」を受けざるを
得なくなるのです。これはビジネスにおける「交渉事」や
「武芸」においても全く同じ事で、「対峙」する際に、
《安易に、こちらの「意図」を出すと「警戒」や「身構え」
を呼びますから、「懐大きく」安易に意図を悟らせない方が、
物事を有利に運べるのです。》お互い「大人同士」の
世の中ですから、安易な「力押し」は何事においても
「通用」しないのです、それも上手く出来ています。
「氣塾」代表 木村丈彦
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